蛭子能収
蛭子能収

 5月22日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京)に蛭子能収(70)が出演。同局の旅番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の降板理由を語り、視聴者から同情の声が上がっている。

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は、蛭子と太川陽介(59)がともにローカルバスを駆使し、目的地に向かう番組。旅ルートを決めるところから、立ち寄った店の出演交渉まで全て出演者が自ら行い、蛭子と太川の凸凹コンビで人気を博していた。

 番組冒頭、MCの笑福亭鶴瓶(66)が「路線バスの旅はなんで終わった? あれ人気でしょ?」と話を切り出した。すると蛭子は「あれ結構歩くんですよ、めちゃくちゃ」「上り坂が結構あって、バスが通れない所歩いてるんです」と裏話を暴露。

 番組へ出演するうちに、疲れがたまった蛭子は腰を痛めたそうで、体力的な問題で自ら降板を願い出たと説明した。「太川さん怒ってませんでした?」と聞く鶴瓶に、「自分の目の前では怒ったことないです」と、蛭子は太川と不仲にはならなかったと打ち明けた。

 また鶴瓶は、番組が終わることによって太川の生活が脅かされているのではないかと指摘。だが蛭子は「太川さんは元々歌手ですので、歌のほうでいっぱい稼いでらっしゃるかなと思いますけど」と笑いながら語っていた。

 この裏話に視聴者からは、「年齢を考えれば仕方ないと思うよ」「あれはつらそうだったもんね」「歩きが多くてしんどいのは、高齢者にとっては、どうしようもない問題」「理由が本当にしんどいだけなら、番組制作サイドにちょっと配慮が足りなかったのかなと感じる」「さすがに70歳の年寄りに何キロも坂道を歩かせるのは酷だな」といった反響が起こっている。

「『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は、2017年3月より番組名を『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』とリニューアル。田中要次(54)と羽田圭介(32)がレギュラー出演するようになりました。しかし太川もナレーションとして番組に引き続き参加しており、今も番組に携わっています」(芸能ライター)

 いつか再び、蛭子が『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に出演することはあるのだろうか。

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