『半分、青い。』、弓道美女・古畑星夏が引き継ぐ“華麗なる系譜”の画像
※画像はNHK『半分、青い。』番組公式サイトより

 先日、「美濃権太」という名前がトレンドワードの上位に入ったというニュースが、ネット上に流れた。これは連続テレビ小説半分、青い。』(NHK)で、豊川悦司(56)が演じる漫画家、秋風羽織の本名なのだが、ドラマ内のこんな小さな設定までもがニュースになるほどに『半分、青い。』が世の注目を浴びているのだろう。今回は5月26日の放送回を振り返り、今後の注目キャラを考えてみたい。

 ガンの再発を恐れながらも病院へ行こうとしない秋風を諭す、秘書の菱本(井川遥/41)。二人が病院へ行くと、再発ではなく新たなガンが見つかり、秋風は内視鏡による手術を決意する。一方、喫茶店“おもかげ”を訪れた鈴愛(永野芽郁/18)は、そこでアルバイトを始めた正人(中村倫也/31)と再会し、正人に胸の内を話したいと逡巡する。その後、無事に秋風の手術が終わり、ガンが治ったことに安堵する一同。鈴愛はアシスタントとして、また秋風マンガ塾の塾生として秋風の指導を受けるようになる。厳しい指導に落ち込んだ鈴愛は再び“おもかげ”に向かう……という内容だった。

 翌週に話が持ち越されることの多い『半分、青い。』だが、先週は珍しくその週で話が完結。秋風のガンは治り、日常が戻った。それゆえ、今回注目したのは次週予告だ。一瞬だが律(佐藤健/29)の恋のお相手、伊藤清(古畑星夏/21)の姿が画面に映し出され、ネット上に「弓道美女、久しぶり!」と歓喜の声が上がったのだ。鈴愛と正人の恋にも注目だが、律と清の恋も気になるところ。しかも清を演じる古畑清夏は、かなりの注目女優なのだ。

 古畑は2009年にファッション誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとして活動し始めると、13年に『Seventeen』(集英社)に移り、今は現役の『ViVi』(講談社)モデルとして人気を誇っている。実は、この『ViVi』モデル出身女優というのは、朝ドラを語るうえで欠かせない存在なのだ。

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