『ブラックペアン』、ワンパターンすぎる内容に視聴者から不満殺到の画像
『ブラックペアン』、ワンパターンすぎる内容に視聴者から不満殺到の画像

 5月27日、ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の第6話が放送。物語の展開に対し、視聴者から厳しい声が寄せられたようだ。

 このドラマは、天才的な技術を持つ外科医でありながら、性格に難のある渡海征司郎(二宮和也/34)が主人公。これまでにその卓越した知識と技術で、数多くの患者を救ってきた。

 第1話では、新任講師の高階権太(小泉孝太郎/39)が、最新の手術用医療機器「スナイプ」でオペに臨んだが失敗。渡海がそのリカバリーに入り、持ち前の技術で患者の命を救った。

 その後に行われたスナイプ手術や、内視鏡手術支援ロボット「ダーウィン」を用いた手術でも、執刀医のミスにより患者の命が危うくなる場面があったが、そのたびに渡海がリカバリーし、手術を成功に導いてきた。

 そして第6話で患者となったのは、渡海の母の春江(倍賞美津子/71)。身内の手術には立ち会えないという病院の規定により、渡海ではなく、高階が手術支援ロボット「カエサル」を用いた手術を行うことになった。

 看護師たちが「もし何か問題があったとしても、渡海先生のリカバリーは期待できないってことですか」と不安をもらす中、高階による手術がスタート。手術支援ロボットを活用する高階の手術は、順調に進んでいるように見えたが、患者に出血が発生してしまう。しかも患者の血液が特殊な型だったため、輸血が不足。患者は危険な状態となるが、そこへ渡海がリカバリーに入り、母親の手術を見事成功させるのだった。

 今回の結末には視聴者からツッコミが殺到。放送後、ネットには「最初は面白かったけど、渡海が助けに来る展開がワンパターンすぎてなぁ」「機械失敗→渡海参上→手術成功。このドラマ、ワンパターンだよね」「高階先生また失敗? よくこれで医者続けられるね」「最初から他の先生のリカバリーありきでオペするって、どうなの」など、マンネリな展開を批判するコメントが相次いでいた。

「『ブラックペアン』のワンパターンな展開に不満を抱く視聴者もいるようですが、医療ドラマには、ある意味“お約束”がつきもの。『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)にしても、『救命病棟24時』(フジテレビ系)にしても、最後は主人公が患者の窮地を救うのがお決まりですし、本作も意識して制作していると思いますよ」(テレビ誌ライター)

 ちなみに第6話の平均視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高い数字を維持。奇をてらわない王道のストーリーが、幅広い層から支持を集めているのかもしれない。

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