林修先生
林修先生

 5月27日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)に、Sexy Zoneの中島健人(24)が出演。蚊に刺されても一瞬で“かゆみ”がなくなる実験に挑戦し、意外な結果にMCの林修氏(52)らを驚かせた。

 初耳学レギュラーとして出演している中島だが、今回はライブのため収録を欠席。その代わり、レッスンスタジオで“かゆみ”をテーマとした実験をすることになった。そんな中島の前に用意されたのは、50匹の蚊が入った透明なケースで、中島はそれを見たとたん「ヤバい、これ超ヤダ。絶対にやりたくない」とドン引き。「これ(ジャニーズ)事務所に許可取ってますか?」と確認したが、スタッフは「事務所は即オーケーでした」とキッパリ。

 意を決した中島は、ダンスで体を温め、うっすら汗をかいて蚊に刺されるのに最高のコンディションに。透明ケースに右手を入れると、あっという間に蚊に刺され、かゆくなったところで「鏡を使えば、直接かかなくても“かゆみ”を軽減できるか?」という実験を開始。

 このかゆみが消える理由については、林氏は残念ながら不正解。中島は、蚊に刺されていない左手を鏡に映し、右手の“かゆみ”があるのと同じ箇所をかいて、「(“かゆみ”が)消えているかも……」と、実験の結果に驚いた顔を見せた。そこで脳神経内科・耳鼻咽喉科の内野医師が「鏡に映っている(左の)手を、“かゆみがある右手”だと思い込む脳の錯覚」であると解説した。これは脳の錯覚で引き起こされる「ミラースクラッチング」と呼ばれる現象で、マヒなどで動かなくなった指や足のリハビリにも使われており、改善が見られた症例報告もあるとVTRで紹介された。

「今回の初耳学は、さすがの林先生も知らない知識でしたが、この画期的な方法を発見したのは、ドイツのリューベック大学の神経学者、クリストフ・ヘルムヒェン博士らです。2016年9月に発表された、人々を笑わせ考えさせる研究に贈られる、イグ・ノーベル賞の医学賞も受賞していますよ」(医療系ライター) ――夏になったら試してみよう!

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