さらに、こんな話もある。「86年、たけしがフライデー編集部襲撃事件を起こした際、ワイドショーのリポーターに囲まれてコメントを求められたタモリが、“もし、オレがたけしに言いたいことがあるなら、会って直接話をする。だいたい、友達同士の大事な話を校内放送でするヤツはいないだろう”と毅然と答えたことがありました」(前同)
■『笑っていいとも!』で生まれたさんまとタモリの名物企画
一方、さんまとタモリのつきあいも長い。「さんまさんは84年、『いいとも!』に金曜レギュラーとして加入。2人が、ただ雑談(フリートーク)するのをテレビのワンコーナーにするという、当時、画期的な試みを始めました。さんまさんはパワフルにしゃべり、タモリさんは、それを冷静な目で見てからかう。そのバランスが絶妙で、この2人のコーナーは、タイトルを変えながら、10年以上も続く同番組の名物企画になったんです」(前出のラリー氏)
さんまは、『いいとも!』最終回に電話出演。同日夜に放送された『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』では、久々に2人の『タモリ・さんまの日本一の最低男』というコーナーが設けられ、1時間ものフリートークを繰り広げた。
友情も“BIG”な3人の活躍を、我々はまだまだ見ていきたい。