水道橋博士(浅草キッド)
水道橋博士(浅草キッド)

 ビートたけしの独立以来、たけし軍団とオフィス北野・森昌行社長の泥沼戦争。ギャラや役員報酬を巡る具体的なやり取りも行われるなど、対立の要因には金銭面での根深い問題がある。「たけしが激怒したという、井出らっきょの熊本への“都落ち”の原因は仕事がなかったからで、昨年の年収は100万円前後だったそうです。一方で、オフィス北野の社員はバラつきがあったにせよ、少し仕事ができれば20代でも1000万円前後あったそうですから、衝突も仕方ないのかもしれません」(芸能ジャーナリストの黒川良一氏)

■浅草キッドが軍団トップ

 では、たけし軍団の年収はいったい、いかほどあったのか。「たけしは年間で19億円もの稼ぎがあったそうです。納税額だけでも、ウン億円。たけしに及ぶべくもないものの、軍団の中にも数千万円稼いでいる人は複数人いますよ。殿が知っているかは知りませんが……」とは、広告代理店関係者の話。具体的には、「軍団での稼ぎ頭は水道橋博士で5000万~6000万円。安定した番組出演に加え、ユーチューバーとしての収入もありますからね。次点が、相方の玉袋筋太郎。水道橋博士に準ずるほどの金額で、浅草キッドが軍団トップです」(前同)

 軍団のまとめ役とされるガダルカナル・タカは、2人に次ぐ3位の4000万円前後で、4位がダンカンの2000万円前後だとか。「この4人は芸能人としての収入といった感じですが、ここから後が続かない。ラッシャー板前でも700万円程度、つまみ枝豆は200万円ほどと、出費もかさむ芸能人の生活はやっていけないそうです」(同)

 一時のブレイクも今や昔、確かに最近の軍団の出演事情を考えれば、この数字も仕方ないのかもしれない。とはいえ、オフィス北野も救済策は行っていて、「Yには会社の資金の中から600万円を貸していたほか、健康上の問題で仕事がままならないグレート義太夫には、会社から毎月10万円が振り込まれていたそうです」(同)

 さらに、「騒動をきっかけに露出を増やす軍団メンバーも多く、浮上のきっかけにとの意気込みもあるそうです」(同) 泥沼の錬金なるか?

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