石塚英彦、“食リポ”の知られざる裏技を披露の画像
石塚英彦、“食リポ”の知られざる裏技を披露の画像

 5月30日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、お笑いタレントの石塚英彦(56)が出演。バラエティ番組の食リポ王としての秘技を披露し、MCの東野幸治(50)らを驚かせた。

 今回の放送は、“グルメ番組の裏側大解剖SP”と題し、料理番組の舞台裏にカメラが密着する他、グルメリポーターたちが食リポのこだわりを語るというもの。まず、視聴者の「食費は浮いているの?」という疑問に、石塚は「仕事で食べたものにお金を払ってないで、さらにギャラが入る。世間に申し訳ない感じ」と答え、スタジオの笑いを誘った。

 そしてグルメリポーターの食リポにどんな違いがあるか、比較検証することに。バラエティ代表として石塚、報道代表として『news every.』(同局系)で、リポーターを8年間務めるフリーの坂田陽子アナウンサー、情報番組代表として『王様のブランチ』(TBS系)でリポーターを10年以上務めていたタレントで女優の鈴木あきえ(31)が、定番のラーメンで三者三様の食レポを披露した。

 鈴木は彦麻呂(51)に伝授されたという、料理を受け取ったときに丼に手を添え、料理への敬意を表現する、通称“天使の羽根”。そして、丼を回転させ、横にいるカメラマンが撮影しやすいようアシストするテクニックを披露。また、視聴者の想像をかきたてるコメントを連発すると、石塚は「頭の中に広辞苑が入っている」と称賛した。

 続いての坂田は、海鮮スープのラーメンを前に「丼の中に描かれた、絵画のような優美な感じ」と、報道番組ならではの上品かつ伝わりやすい言葉選びを駆使し、スープだけで9パターンの多彩なコメントを披露。さらに、ラーメンの湯気が見えやすいよう黒い服を着るなど、料理を引き立てるために、衣装の色を変えていることがVTRで紹介されると、スタジオの東野は「なるほど、分かりやすい!」と驚いた。

 最後の石塚は『メレンゲの気持ち』(同局系)で20年近くタッグを組む吉田カメラマンと登場し、冗談を交えながらも料理の情報を聞き出し、短時間で店の人の心をつかんでしまうトークテクを披露。そして、カメラマンとの“あうん”の呼吸で視聴者にサプライズを起こしていく妙技に、鈴木が「食リポマジシャンですね」と驚くと、石塚は自身の食リポについて「リポートというよりはグルメショーですね」と語った。

「坂田ら女性リポーターたちは、衣装の色を気遣う他、料理を引き立てるためにネイルはしないそうです。料理のおいしさをちゃんと伝えたいという姿勢には、頭が下がりますね」(グルメライター)――もはや職人技!

あわせて読む:
・じゃがりこ「塩レモン味」は、食べだしたらキリがない!【吉原潤一のもぐもぐグルメハンター】
・中居正広も驚愕! ココイチに「5辛と3甘ミックス」の注文裏ワザ
・中居正広も感動! 「柿の種唐揚げ」のレシピが話題に