松岡昌宏(TOKIO)
松岡昌宏(TOKIO)

 5月30日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に俳優の生田斗真(33)が出演し、デビューできなかった不遇時代の思い出を語った。

  生田は1996年2月にジャニーズ事務所に入所し、同期にはメンバーや関ジャニ∞メンバーがいる。その中でも、生田は入所2か月で『天才てれびくん』(NHK)のレギュラーが決まり、翌年の97年にNHK連続テレビ小説『あぐり』に出演し、役者デビューも果たすなど、ジャニーズJr.の中でも超エリートコースだったという。新聞にも“第二のキムタク”と取り上げられるなど、当時はかなり天狗になっていたと明かした。

 しかし同期組が次々にグループとしてデビューする中、取り残されるという経験をすることで、部活気分でやっていた芸能活動を「これって、遊びじゃなくて仕事だったんだと初めて気づいて」と述懐。TOKIOの国分太一(43)に「バキッとへし折られるわけでしょ、鼻を」とツッコまれると「もう、完全に」と神妙な顔でうなずき、スタジオの笑いを誘っていた。

 その後、CDデビューを一度もせず、苦労して演技派俳優としての地位を築いた生田。この時代に光を射してくれたのが松岡昌宏(41)だったそうで、松岡のバーターとして出た劇団☆新感線プロデュースの、2002年の舞台『スサノオ〜神の剣の物語〜』で、演劇の楽しさを覚えたのだという。生田は「お芝居ってこんなに楽しいんだ」ということに初めて気づき、「CDデビューせずに、昔の仲間たちとわたりあえる人間になりたいって変わっていった」と前向きになった心境を明かした。

 それから15年、松岡とは兄弟のような関係が続き、現在は松岡の誕生日会の幹事を2年連続で生田がやるほどになったという。今年の誕生日会は、ジャニーズだけで15人来たと言い、関ジャニ∞の村上信五(36)や横山裕(37)、大倉忠義(33)、Kinki Kidsの堂本光一(39)などが来たと明かしていた。

「生田斗真は以前から松岡昌宏のものまねをしていましたが、今回の放送では、新しいバージョンのものまねを披露し、ファンの間で話題になっていました。松岡は“バカにしてるだろ!”とツッコんでいましたが、これも二人の仲だからこそできることなのでしょう」(ジャニーズウォッチャー)――男同士の友情は、美しい⁉

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