厚切りジェイソン
厚切りジェイソン

 6月2日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に、IT企業役員でお笑いタレントの厚切りジェイソン(32)が出演。本場アメリカを超える日本のバーガーを紹介し、MCを務めるチュートリアル徳井義実(43)らをうならせた。

 今回の放送は、“外国人が驚いた! 本場を超えるアレSP”と題し、イタリア出身のタレント、パンツェッタ・ジローラモ(55)と、アメリカ出身の厚切りジェイソンが、母国よりおいしいと衝撃を受けた日本の料理を紹介していくという内容だった。まず、来日して30年になるジローラモが、“天才が作るアレ”として、麻布十番のイタリアン「ピアット・スズキ」の“小ハマグリと青唐辛子のボンゴレ”を紹介した。

 続いて、厚切りジェイソンが“逆さにして食べたいアレ”として、雑貨なども扱う複合型書店「ヴィレッジヴァンガード」が展開する飲食店、下北沢「ヴィレッジヴァンガードダイナー」の“ペッパー&チェダーメルトバーガー”を紹介。店の厨房にカメラが入ると、厚みのあるオリジナルバンズがあらかじめ焼かれており、続いて希少部位のミスジを含むショルダークロッドを使用した牛肉100%のパティが焼かれた。すると、厚切りジェイソンは「焼きすぎもいけないから、ちょっと赤みが残っている状態」と、絶妙なパティの焼き具合を説明した。

 そして厚さ1センチほどの燻製ベーコン、レタス、トマト、レッドオニオンがトッピングされると、厚切りジェイソンは「ちゃんとした日本のおいしい野菜のトマト。これ、グニャグニャならないやつ」と説明。それに、溶かしたチェダーチーズ、ブラックペッパーをかけ、バンズで挟んだらできあがり。ポテトフライが添えられた“ペッパー&チェダーメルトバーガー”が画面に映し出されると、徳井が「うわっ、アメリカっぽいよ〜」とうなり、厚切りジェイソンは「いろんな味、いろんな肉。豚(ベーコン)、牛(ハンバーグ)、両方くるじゃないですか。ビールに合うしね。うまいよ〜、これ」と太鼓判を押した。

 また、食べ方のこだわりは、普通に持って食べると肉汁が下に垂れてバンズがグニャグニャになるため、下のバンズに肉汁がある程度浸み込んだら、ハンバーガーを上下逆さに持って食べる。そうすることで、上のバンズにも肉汁が浸み込んでうまく食べられるのだという。さらに、肉にもアメリカ人ならではの強いこだわりがあり、厚切りジェイソンは「牛肉100%が必要なんです。日本だとパン粉とかいろいろ入れちゃうけど、それ、やめてください!」と熱弁。ジローラモが「イタリアでハンバーグ作るとき、パン入れちゃう」と口を挟むと、「やめてください!」と完全否定し、「パンに挟まれてるのに、中にパンはいらないよ!」とアメリカ流を強く押し通した。

「番組を通して、ジローラモと厚切りジェイソンが共通して称賛していたのは、日本の野菜のおいしさでした。飲食店は、たとえば自家農園で栽培した野菜や素材の良さを生かした調理をするなど、今後も増えるであろう外国人観光客に、もっとアピールしたほうがいいかもしれませんね」(グルメライター)――すき焼きや寿司だけじゃありません!

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