コンフィデンスマンJP、『スラムダンク』ネタ連発が大好評!の画像
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 6月4日、月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の第9話が放送。人気スポーツ漫画のパロディ満載の内容が、視聴者の間で大きな反響を呼んだ。

 このドラマは、ダー子(長澤まさみ/31)、ボクちゃん(東出昌大/30)、リチャード(小日向文世/64)ら信用詐欺師集団が、悪人から大金をだまし取っていくコメディ作品。今回はさまざまなスポーツチームを買収しては横暴な現場介入を繰り返し、チームを崩壊させてきたIT企業社長の桂公彦(小池徹平/32)をターゲットに定めた。

 桂がバスケットボールチームを欲しがっていることを知ると、ダー子たちは急ごしらえでチームを結成することに。そしてバスケットボールの勉強をするため、ハウツー本や人気漫画『SLAM DUNK』(集英社)を読みあさる。

 その後、ホームレス同様の生活をしていたかつての名選手や、バスケ未経験のアフリカンダンサー、長身のケバブ屋店主らをスカウト。リチャードが監督に就任し、ボクちゃんも選手として参加した。

 こうして結成された素人同然の「熱海チーターズ」に、桂はあっさりと2.5億円を出資。これでダー子たちは手を引くはずだったが、桂は3年7.5億円の契約を結んでもいいと言い出したため、チーターズはバスケ大会に参加することになる。

 最初は詐欺でお金を得ることだけが目的のチームだったが、試合を重ねるうちに選手たちは勝利への意欲に目覚めていく。そして、桂に詐欺がバレる前に撤収を求めたダー子に対し、ボクちゃんをはじめとする選手たちは反発。バスケ未経験のジェームズまで、片言の日本語で「バスケがしたいです」とダー子に訴えかける。

 実はこの言葉は、漫画『SLAM DUNK』に登場する有名なセリフ。また、この大会でチーターズが最後に戦った相手チームの名前は「サンノー」だったが、これも『SLAM DUNK』に登場する強豪校「山王工業」を思わせるネーミング。さらに、ボクちゃんがシュートを放つ前につぶやいた「左手はそえるだけ」というセリフも同漫画の名言だ。

 今回随所に散りばめられた『SLAM DUNK』ネタに、視聴者は大ウケ。放送後、ネットには「“スラダン”ネタ、どんだけ入れるんだよ!」「左手はそえるだけに爆笑」「原作漫画を映すわ、相手チームはサンノーだわ」「随所で出してきて笑う」「このネタ、どれくらいの人が分かるんだろう」といったコメントが続出。人気漫画のパロディネタは大好評だったようだ。

「同ドラマでは、これまでにも映画『ゴッドファーザー』や『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)など、さまざまな作品のパロディシーンが登場しています。今回の放送のラストには映画化も発表されましたし、そこでどんなネタが登場するのかも楽しみですね」(テレビ誌ライター)――次の最終回も目が離せない。

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