6月6日に放送された『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)に、俳優の柄本明(69)が出演。コントで弾けた演技を披露して、視聴者の称賛を集めたようだ。
この日の放送に、柄本は医者役として登場。志村けん(68)演じるバカ殿の家老(桑野信義/61)が体調不良になり、柄本ふんする医者が城に呼ばれた。
やってきた柄本は、家老の病状を調べるため、触診を開始。家老の着物をはだけさせると、いきなり胸を揉み始め、しまいには胸毛をむしり始める。そんな柄本の奇行を見たバカ殿は、思わず「おい、先生!」「何が分かるんだ!?」とツッコミ。
その後、診察を続けた柄本は、家老の病気は“風邪”だと断定。「このままにしたら命にかかわる病になるかもしれません」「とりあえず温かいものを用意していただきましょう」とバカ殿に命じる。
続けて柄本は「温かいごはん、温かいうどん、温かい冷やしトマト、そして納豆、卵、プリン、マヨネーズもつけて!」と要求。家臣が食材を運んでくると、柄本はそれらをすべて混ぜ合わせ、おもむろに自分で食べ始める。
バカ殿たちがあっけにとられていると、柄本は奇妙な雄たけびを上げながら、唐突に城内を走り出し、庭先を一周。バカ殿のところに戻ってきた柄本は、ひと言「うまい!」とつぶやき、全員がズッコケるという、おなじみのオチだった。
柄本が参加したこのコントは、視聴者から大好評。ネットには「志村けんと柄本明のコント大好き」「『バカ殿』に出てる柄本明は暴走してる感じがすごい好き」「やっぱり『バカ殿』じゃなきゃ柄本明のはしゃぎっぷりは見られない!」「西郷どんでの渋い演技も好きだけど『バカ殿』の振り切ってる感もすごくいい」「柄本、めっちゃ面白かったわ!」といった、称賛のコメントが多数寄せられていた。
「柄本明は、現在大河ドラマの『西郷どん』(NHK)にも出演中です。俳優としてのイメージが強い柄本ですが、『バカ殿様』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)など、志村けんの番組にはよく出演し、さまざまなコントにも挑戦しています」(芸能誌ライター)――さすが演技派?