■志村けんやナインティナインも苦境
同じお笑い界の大物では、志村けん（６８）の名も“消える”リストの上位にある。「抜本改革を進めるフジテレビでは、『みなさんのおかげでした』『めちゃ×２イケてるッ！』と、歴史あるバラエティが低視聴率を理由に次々と終了。次なる打ち切り候補は、志村の『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』と言われています。これらは年に数本、特番シーズンに制作されるものですが、この数年は視聴率が取れていません。大掛かりなセット代、志村の高額なギャラを考えると“費用対効果”は著しく低下。仕方ないでしょう」（制作会社スタッフ）
『めちゃイケ』が終了し、コンビでの冠番組が『ぐるぐるナインティナイン』（日本テレビ系）のみのナインティナインも状況は厳しい。「日テレは視聴率が好調で、この春のゴールデン帯の番組改編がありませんでした。その中で唯一、数字が伸びず、今後の展望もないため、“打ち切り対象”と言われたのが、この『ぐるナイ』。人気企画『グルメチキンレース ゴチになります！』は現在、“パート１９”。節目の２０で番組終了というのが、キレイな終わり方だと段取りを進めているようです」（前出のテレビ誌記者）
テレビ界は転換期の真っただ中。大物たちは、激動の時代を生き残れるか？
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