Tカード、Ponta…etc.年20万お得!?「ポイント有効活用生活」のススメの画像
Tカード、Ponta…etc.年20万お得!?「ポイント有効活用生活」のススメの画像

 株式市場は不安定、仮想通貨も爆儲け時代は終焉……。そんな今こそ、地道ながら着実に稼げる“ポイント”に注目したい。とはいえ、各ショップが発行するポイントカードを常に携帯するのは面倒。ズボラな人でもできるポイント生活とは――!?

「ためるのは4大共通ポイントだけで良いでしょう」と言うのは、消費生活評論家の岩田昭男氏。「よく行くコンビニからメインにすべきポイントを見極めるのもオススメ。ファミリーマート派ならTカード、ローソン派ならPonta。あとは、楽天市場の他、マクドナルドなどでも使える楽天スーパーポイント。そして、関東在住なら、JR系列の店舗で使用できるJREポイントです」

 JREポイントとは、Suicaポイントがリニューアルしたもの。会員登録後、Suicaを使えば、駅構内の店舗やコンビニの他、自販機でもポイントがたまる。「7月からはJR系の新クレカとして“JREカード”が発行されます。このカードの魅力は『アトレ』などの駅ビルで使うと100円で3ポイントもたまること。ためたJREポイントはSuicaのチャージやグリーン券購入にも使えて便利です」(前同)

 また、それ以外にも、自身の生活スタイルに応じて活用すべきポイントはある。「ドコモユーザーならdポイント。ドコモショップ以外にもローソン、マクドナルド、Amazonなどで使用できます」(同)

 さらに注目は、スマホアプリでカード情報をスマホに取り込めること。「Tポイント、Ponta、楽天ポイントはモバイルアプリがあるので、カードを持ち歩かずにすみます。店頭でアプリのバーコード画面を見せるだけでOKです」(マネー誌ライター)

 財布をパンパンにすることなく、ポイント生活ができるようになったのだ! それでは、ポイントをさらに効率的にためるための裏ワザを解説しよう。まず、ポイント生活の基本となるのは、クレジットカードだ。

「一番簡単なのは、メイン使い用の高還元クレジットカードを1枚、Suicaチャージや定期券購入用のJR系クレカを1枚持つこと。普段の買い物で常時1%以上、Suicaチャージで1.5%の還元率です」(前同)

 小売店が発行する公式クレカは、その店舗では5~10%の高還元も狙えるが、他店での還元率は0.5%が一般的。ゆえに、サブ扱いに留めるのが賢明で、日常使いには、いつでもどこでも還元率1%以上の高還元クレカが基本なのだ。「クレカを作る際は『げん玉』『お財布.com』などのポイントサイトを経由すると、数千円相当のポイントを加算できます」(同)

 また、ローソン利用者やドコモユーザーにオススメなのは、リクルートカード。「還元率の改悪が続く中、リクルートカードの1.2%は最高峰。しかも、nanacoへのチャージでポイントがつくのは珍しい。たまったリクルートポイントは等価でpontaポイントとして使えるので、ローソン利用者は必携です。さらにpontaポイントはdポイントとして、ドコモの携帯代支払いにも使えます」(同)

 最も得する使い方は、「pontaポイントでローソンの“お試し引換券”を利用すること。“1ポイント=2~3円”のレートで交換できます」(同)

 クレカの年会費は極力0円に抑えたいが、年会費を払ってもお得なカードも存在する。前出の岩田氏に愛用中のクレカを聞くと、「私が使っているのはdカードゴールド。年会費は1万800円ですが、ドコモの携帯を使用していると、毎月、携帯代の10%が還元されるので、年会費の元は十分とれるんです」

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