■クレジットカードでチャージして電子マネーで買い物が王道!

 ポイントのため方の基本をマスターしたら、次は応用編。ポイントの二重獲り、三重獲りを狙おう。「ネットショッピングでは提携カードの利用で、3~10%超のポイント還元が行われますから、それを利用すればいいまで。問題は、普段の店頭での買い物です。少額商品なら現金で買うことも多いですが、これを電子マネーで決済する習慣に変えれば、ポイントが激増します」(情報誌編集者)

 代表的な電子マネーはnanaco、Suica、楽天edy。どれも、現金またはクレカから利用金額をチャージして使うプリペイドカードだ。「お得なのがnanaco。公共料金の支払いに使えてポイントまでつくのはnanacoだけです」(前同)

 利用できるのはセブン&アイグループの店舗のみだが、自宅や職場近くにセブンイレブンがある場合は作っておいて損はない。「300円の発行手数料はネックですが、イトーヨーカドーでは“8のつく日”はnanaco入会手数料無料。さらに、アンドロイドスマホだと、手数料無料でnanacoモバイルを利用できます」(同)

 こうした電子マネーの魅力は、使うだけでポイントが二重獲りできること。「nanacoやedyなら、チャージ時にはクレカにポイントがたまり、決済時には電子マネーのほうにポイントがたまります」(同)

 nanacoの場合、100円で1ポイントゆえ還元率は1%、edyは200円1ポイントなので0.5%だ。「nanacoにリクルートカードからチャージして、利用すれば“1.2%+1%”で、常に計2.2%の還元が可能となります」(同)

 一方、edyを利用すれば、他のポイントカードとの組み合わせで、ポイント三重獲りも可能だ。「たとえばマクドナルドで、リクルートカードからチャージしたedyで決済し、楽天ポイントカードを出すと、“1.2%(クレカ)+0.5%(edy)+1%(楽天)”で計2.7%還元です」(同)

 また、JR駅中では、必ずSuicaで決済すべし!「JR系のクレカでチャージして、まず1.5%還元。それを駅中で利用すれば、還元率1%以上のJREポイントをゲットでき、計2.5%超の還元を見込めます」(同)

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