藤井フミヤは「長嶋一茂と一緒」、親友ヒロミが天然ぶりを暴露

　６月１２日放送の『火曜サプライズ』（日本テレビ系）に歌手の藤井フミヤ（５５）が初出演。予測不可能な天然ぶりで、ＭＣのウエンツ瑛士（３２）を驚かせた。

　藤井フミヤは、今年で１０年目を迎える番組の記念ゲストとして登場。３０年来の親友であるタレントのヒロミ（５３）とウエンツ瑛士と、東京都北区王子を“アポなしグルメ旅”することに。ウエンツが「火曜の夜７時の生放送で１０年やってます」と番組について説明すると、フミヤは「そうなんだ！」と驚いたものの「そのわりには、あんまり見てない」とぶっちゃけ発言。すると、ヒロミが「藤井さんは、思ったことを口にするっていう。言っちゃいけないことを、平気で言っちゃうのよ。でも、悪気はないのよ」と、フミヤの取り扱いについて注意した。

　一行が駅前から離れ、細い路地に入っていくと、「街を歩く人から、地元のおいしい店の情報を聞き出して行く」という、“アポなしグルメ旅”のルールにもかかわらず、藤井フミヤは勝手に走り出して「ランチやってるところあった」と、自分で店を見つけてしまう。ヒロミが番組の趣旨とは違うとダメ出ししていると、藤井が見つけた建物の２階の窓から男性に声をかけられ、「ここやってるよ」と、１階で営業している日本料理店“旅路”を教えてもらった。

　店に入ってみると、先ほどの男性は“旅路”の店主で、５０年前からこの場所で営業しており、昨年１１月から奥さんと娘さんがランチ営業を始めたという。それぞれオススメのブリの竜田揚げ、鶏の唐揚げ、焼き魚の定食を注文し、みそ汁をひと口飲むと、藤井フミヤは「日本人の味ってさ、絶対、みそ汁だと思う」とポツリ。続けて「みそ汁を飲んだときって、“は〜”って言うじゃん。他ないじゃん」「戦地に行った日本人の兵士って、みそ汁飲んだら、涙流すと思う」と、みそ汁についての持論を展開。ヒロミが「いい話してるなとは思った。でも、本人も戦地知らないんだぞ」とツッコミを入れたが、フミヤは「そういう気がする」と平然と返していた。

　さらに、藤井フミヤが「俺、死ぬ前になんか１個食えるとしたら、みそ汁」と、唐突にコメントすると、ヒロミは「誰も聞いてないから！（他の人が）聞いてから、コメントしないと」と注意し、ウエンツに「だからさ、しゃべりたいときにしゃべる。本当にアレだよ。藤井フミヤと長嶋一茂って一緒だから」と、フミヤは自由奔放に発言する野球解説者の長嶋一茂（５２）と同じだと説明。それでも、フミヤは「（一茂とは体の）サイズはだいぶ違うよ」とフォローするものの、異論を唱えないため、ウエンツは「一緒にしないでくれって、言うのかなって思った」と驚いていた。

「藤井フミヤの天然ぶりにウエンツ瑛士が驚いていましたが、ネット上では“フミヤは気さく、天然。ファンなら、知ってる”“フミヤさんの天然がファン以外にバレたｗｗｗ”などと、ライブなどでフミヤのキャラを知っているファンから、好意的なコメントが多く寄せられていました」（テレビ誌ライター）――デビュー３５年目にしてバレてしまいました！