坂上忍
坂上忍

 6月16日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に俳優の坂上忍(51)が出演。多忙なバラエティの世界への不安と、芸能界引退のタイミングについて明かし、MCを務めるチュートリアル徳井義実(43)らを驚かせた。

 現在、レギュラー番組が8本でテレビで見ない日はない、日本一忙しい男である坂上が、“1年を締めくくるアレ”として紹介したのは、毎年、年末には100%行っているという、東京都大田区のボートレース平和島の場内にある煮込みの店「おおこし」名物の“煮込み”。具材はモツの専門店から卸した国産牛モツとコンニャクのみで、味つけは名古屋のどて焼きにちょっと似ている、醤油と赤味噌ベース。長ねぎと七味をかけた煮込みが画面に映し出されると、徳井は「こんなもん、酒、なんぼでも進むやん」とうなった。

 その後、トークの中で徳井が「今の芸能とかのお仕事をね。どの段階で終わろうとか、考えてらっしゃるんですか?」と問うと、坂上は「ヒロミさんと言っているのは、とりあえず東京オリンピックまで」と回答。お笑い芸人のヒロミ(53)と、2020年開催の東京オリンピックを機に、芸能界を引退すると話していると明かした。坂上はバラエティの世界は芝居の世界とは違い、スピードが早く、反省する暇もないため「こんなのどうやってメンタルバランスとっていけばいいんだろう」と相談したところ、ヒロミから「それでいいの。とりあえず東京オリンピックまで。俺もそれぐらいの気持ちでやってるから。とりあえず一緒に東京オリンピックまで頑張ろう」とアドバイスされたという。

 そして、坂上は「“東京オリンピック終わってやめる”とかじゃなくて、そこまで全力で。その先は分からないですよ」と前置きしたうえで、「どこかお尻がないと。お芝居ってそうなんですよ。一生続いているドラマって見たことある? ないでしょ。必ず最終回に向かって頑張るんだから」と、最終回があることを前提にしていないバラエティと、ドラマなどのギャップを説明。自分には向いていないので、いまだにとまどっていると明かした。

「坂上は、その年に稼いだお金を年末のギャンブルに注ぎ込んでいて、スッカラカンになることもあったし、大勝ちして1年仕事を休んだこともあったと語っていました。思い切りの良い性格ですし、子役の育成にも力を入れているので、本当に、東京五輪を機にあっさりバラエティ番組から姿を消してしまうかもしれませんね」(芸能誌記者)――本当にやめたらテレビ界も寂しくなりそうです。

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