■お酒やコーヒー代をお得に

 お次は遊興や嗜好品の支出を見てみよう。出費がかさむのは、なんと言っても「飲み代」だが、飲みに行く回数を減らさずに、店を訪れる時間帯を変えることで対応したい。たとえば、平日16~19時の『ハッピーアワー』だと、生ビールを最初の1杯だけ100円で提供する店もある。また、月末金曜日の「プレミアムフライデー」に、お得な飲み放題コースを用意している居酒屋もあるので、このような店を狙って行くとよい。

 バカにならないのが、コーヒーなどの嗜好品代だ。たとえば、全国にチェーンがあるスターバックス。最も安い飲み物が、ドリップコーヒー(ショートサイズ)の302円(以下、税込価格)とあって、少しお高いイメージだが、これを108円で飲む方法があるのだ。これは、スタバの「ワンモアコーヒー」制度というもの。早い話が「お代わり」で、ドリップコーヒーのレシートをレジに出すと、108円で2杯めが飲めるというわけ。これは当日のみのサービスだが、違う店でも使えるうえ、ホットをアイスに、またはその逆も変更可能。「1杯目と同じサイズでも使えるので、389円するグランデ(Lサイズ)の2杯目も108円で飲めて大変お得です」(前同)

 同じくコーヒーショップのドトールには『バリューカード』があり、2000円をチャージすると、5~10%のポイントがつく。さらに、このバリューカードを使って購入すると、1%のポイントがつくので、合計6~11%のポイントがもらえる。220円のアメリカン(Sサイズ)を、実質207円程度で飲むことが可能なのだ。

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