■フジテレビは加藤綾子を呼び戻したい?

 フジテレビは、視聴率競走で現在、まさに崖っぷち。さらに、必死のテコ入れにもケチがつきっ放しだ。「16年、夜の報道番組『ユアタイム』を新しく始める直前に、キャスターに抜擢したショーンKの経歴詐称疑惑が浮上して降板。17年、『ニュースJAPAN』では、報道の実力者として期待していた秋元優里アナ(34)が“竹林不倫疑惑”の末に、12年に職場結婚した生田竜聖アナと離婚。表舞台から姿を消してしまうなど、ドタバタ続きでした」(フジテレビ関係者)

 さらに、である。「この春、夕方のニュース『FNNニュースプライム・イブニング』の新MCに“NHKの麿”と呼ばれた登坂淳一アナの起用が決まっていましたが、“文春砲”で過去のセクハラ問題が発覚。またしても、スタート直前に降板しています。呪われているかのような、この負の連鎖を断ち切るには、もはや有働しかいないと、獲得への大号令のもと異例の札束攻勢をかけていたんです」(同前)

 しかし、結果は惨敗。ギャラで、フジの提示額の半分以下ともいわれる日テレに、持っていかれてしまったのだ。「フジは、全時間帯で視聴率が軒並み低く、低迷期からの出口が見えない。そこに出て、番組が不調に終われば、その後の仕事に大きな影響を与えます。有働が“視聴率三冠王”を続ける日テレを選んだのは賢明でしょう」(前出のテレビ誌記者)

 崩壊寸前のフジテレビ。人気のフリーアナ“カトパン”加藤綾子(33)を呼び戻したいところかもしれないが、「彼女は、TBSドラマ『ブラック・ペアン』への出演で女優開眼。今後、女優業を本格化させるのではという話が聞こえてきます。なかなか難しそうです」(芸能評論家の三杉武氏)

「有働インパクト」で揺れるテレビ界。フジを含め、他局をもっと焦らせそうなのは、2年後に迫った東京五輪。ここでも独り勝ちすべく、日テレは本気だ。「有働の民放初出演となったのは、6月1日の『スッキリ』。そこには翌2日放送の特番『その顔が見たい!』の番宣で生出演したんですが、同局のエース・水卜麻美アナ(31)との絡みを見せています。日テレがガッチリと、有働の抱え込みに成功していることがよく分かります。日テレは東京五輪報道も当然、有働を中心に考えているでしょう。各局にとって大変な脅威になりそうです」(前同)

 激動のテレビ界。朝の女王が“テレビ界の女帝”になる日も近いか!?

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