6月17日、アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、まる子とたまちゃんの心温まるエピソードを放送。二人の友情に、多くの視聴者が胸を打たれたようだ。
この日放送されたのは「まる子、たまちゃんの支えになりたいの巻」というエピソード。ある日まる子は、お母さんにひどい点数のテストが見つかってしまう。さらに、お姉ちゃんに借りていた漫画を汚してしまい、まる子は二人にこっぴどく叱られ、珍しく落ちこんでいた。
まる子が公園で肩を落としていると、たまちゃんがまる子を元気づけようと声をかけ、一緒に再テストの勉強をすることを提案。たまちゃんと勉強して帰宅したまる子は、「明日また同じテストがあるから期待して待っててよ。なんせたまちゃんにみっちり勉強を教えてもらってきたからね」と、お母さんに自信満々で報告する。
すると、この話を聞いていたお姉ちゃんは、「あんたね、ほんとにたまちゃんに感謝しなさいよ。いつもあんたのドジにつきあってくれてんだから」「この際だからはっきり言うけど、あんたみたいな“すっとこどっこい”とあんな良い子が友達なんて奇跡よ!」と、まる子に言い聞かせる。
後日まる子は、たまちゃんが元気がないことに気づく。たまちゃんは、ピアノの練習がうまくいかないことで自信をなくしているようだった。
そしてある日の帰り道、たまちゃんは「ピアノ弾きたくないなぁ……」とつぶやく。それを聞いたまる子は、「ちょっとだけ寄り道していかない?」とたまちゃんを公園に誘い、二人で思いきり遊ぶのだった。
その夜、まる子がたまちゃんを元気づける方法を考えていると、お姉ちゃんは「確かにあんたはピアノ弾けないけど、あんたにしかできないことがあるんじゃない?」とアドバイス。
するとまる子は、あるアイデアを思いついて夜なべ。得意の絵で、たまちゃんとまる子が手をつないで楽しそうに遊んでいるシーンを描き、翌日たまちゃんにその絵をプレゼントした。
そんな二人の友情を描いたエピソードに、多くの視聴者が感動。放送後、ネットには「癒された。まる子とたまちゃんの友情、ステキだなぁ」「なんか涙出てきた。小学生に戻りたい……」「めちゃめちゃ良い話でほっこりした」「こんな友達関係すごく良いな。憧れる」といった称賛のコメントが数多く上がっていた。
いつものまる子とはちょっと違う、最後までほっこりさせられるすてきなエピソードだった。