高畑充希
高畑充希

 6月18日、草刈正雄(65)と高畑充希(26)がW主演を務めた、ドラマ『68歳の新入社員』(フジテレビ系)が放送。セリフの中の言葉遣いが波紋を呼んだようだ。

 この作品は、老舗の和菓子会社を舞台にしたヒューマンドラマ。28歳のOL・工藤繭子(高畑)の部下として、68歳の仁井本和夫(草刈)がやってくるという物語だ。

 定年退職後、時間を持て余していた和夫は、若社長に声をかけられて職場に復帰。しかし、長年勤めあげた総務ではなく、“40歳年下”の繭子がリーダーを務める新規事業を開発するチームに配属される。

 和夫があいさつをする際、68歳という年齢を明かすと、繭子は「マジで……ありえないんだけど」と、タメ口でポツリ。その後、和夫はタブレットの操作を習得しようと、遅くまで会社に残って奮闘。和夫が「いいですねえ、残業」と口にすると、繭子は「はぁ? それ残業って言えるほどのもんじゃないから」「今時、そんなこともできない新入社員なんてありえない。仕事以前の問題」と冷たく突き放す。

 多くの視聴者は、そんな繭子の和夫に対する“タメ口”が、気になってしまったようだ。ネットには「40歳も上の人にタメ口って、普通の企業ならあり得ない」「年上の部下に呼び捨て。いばりくさった上司だな」「すごく良いドラマだと思うんだけど、唯一引っかかるのは言葉使い」「いまだに年功序列文化が残る日本で、年上に完全タメ口なのがとても違和感」など、繭子の言葉遣いに関するコメントが数多く上がっていた。

「劇中、上司のセクハラ発言や部下に対する侮辱に耐えかね、繭子が上司を殴ってしまうひと幕がありました。そのことを和夫に打ち明け、相談するシーンでは、繭子はきちんと敬語を使って感謝の言葉を述べていました。ですが、新商品のアイデアを思いついたとたん、タメ口に戻っていたので、仕事モードのときの口調という設定だったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)――演技が自然すぎた?

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