■「数珠つなぎ説」差し替えの裏にあった警察騒ぎ

 6月13日の番組では、舞台を山奥の廃墟にした「数珠つなぎ説」続編企画を20日に放送すると予告。またもナダルが最初の監禁者に選ばれてしまう予告VTRが流れた。

 しかし番組公式ツイッターは18日、「▼テレビに食べ物が映ったら同じものを食べなきゃいけない生活に24時間チャレンジ▼丑の刻参りの頭にロウソクスタイル、熱すぎて呪いどころじゃない説▼早朝フットサル」と予告を告知。番組公式サイトにアップされた予告動画でも、これらの説が案内され「数珠つなぎ企画」については告知されなかった。

「『数珠つなぎ説』はドッキリ企画のため、芸人本人には何も知らされず撮影が始まります。この説は、街中で屈強な男たちが芸人を拉致して車に連れ込む、というショッキングなスタート。今回の撮影の際は、街でもかなり目立ってしまい、本気で事件性を感じた通行人が通報してしまったそうなんです。そのため警察が現場にかけつける大騒動になり、撮り直しを余儀なくされたといいます。クイズモノや海外VTRモノが流行りのバラエティ界で、これほど気合いの入ったロケをするのはすごいと思います。今、もっともエネルギーを感じる番組のひとつです」(前出の制作会社関係者)

 同番組をめぐっては、これまでにもBPOに意見書が提出されている。16年3月には水戸黄門の印籠に関する説を放送。水戸市がBPOに意見書を出し、TBSの武田信二社長が水戸市に謝罪をしたこともあった。

 だが一方で、過去に2度「ギャラクシー賞」を受賞している同番組。2015年7月に放送された「徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説」、2017年6月に放送された「先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」でそれぞれ同賞の月間賞を受賞し、視聴者からも高い評価を受けている。

 絶賛と批判と両極端の意見が集まる激アツ番組。「数珠つなぎ第2弾」がどんな過激な内容で、視聴者からどんな反応が出るか大注目だが、はたして放送はいつになるのか?

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