内村光良(ウッチャンナンチャン)
内村光良(ウッチャンナンチャン)

「お前と俺で天下を獲ろう!」 そう誓ってスターへの階段を駆け上った2人はいつからか話もしないし、目も見ない!

 サンドウィッチマンおぎやはぎ博多華丸・大吉オードリー……テレビで見ない日がない“人気芸人”たちだが、彼らに共通するのは「コンビ仲」がバツグンに良いこと。「現在のテレビ界において、芸人に求められるのは、とがった笑いより“好感度”。コンビ仲が良いと“優しい”“性格がいい”といったポジティブなイメージが抱かれやすく、好感度が高くなる。主婦やママ世代、ファミリー向けの番組に、コンビで起用されやすくなるんです」(芸能ジャーナリストの渡邊孝浩氏)

 だが、本心は偽れない。相方を嫌う芸人が多数、存在しているというのだ。芸能界「犬猿の仲コンビ」を実名暴露する!

 まずは意外なところで、ナインティナイン。「2010年に岡村隆史が心身のバランスを崩し、仕事を5か月休んだ際、矢部浩之は一人でレギュラー番組を守り、岡村の戻ってくる場所を守りました。これで2人の絆は深まったはず……ですが、最近は番組内でしか会話がないようです。14年に、矢部が20年間以上も続けてきたラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』を辞めたいと言い、一人、番組を降板。以降、『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』として岡村一人での放送が続いていますが、これが、2人の関係を決定的に悪化させたというんです」(芸能記者)

 矢部が『オールナイトニッポン』を辞めた理由は、今もハッキリしないが、「13年に、元TBSアナの青木裕子と結婚し、14年に長男が生まれたのが大きな理由でしょう。子どもを溺愛する矢部は、子どもに合わせた生活サイクルを重視し、開始から20年目を節目に、深夜の生放送を卒業することにしたようです。今も独身の岡村にしたら、“勝手すぎるやろ!”が本音でしょう。そもそも、10年に岡村が体調を崩したのは、矢部の“岡村依存な仕事ぶり”から来るプレッシャーが原因とも言われています。岡村の怒りも理解はできます」(前同)

 現在は、番組以外では会話もなければ、目を合わすこともほとんどなく、解散説も噂され始めている。

 ウッチャンナンチャンも実は同じような状況とか。「今や共演は『ザ・イロモネア』(TBS系)など、数本の特番だけで、年に5回もあればいいほう。2人をMCに起用した番組企画を事務所に持ち込んでも、断られるといいます。内村は、今も『LIFE~人生に捧げるコント~』(NHK)でコントを続けているように、お笑いに底なしの愛がある。一方の南原の関心の対象はスポーツ、狂言など、お笑い以外のジャンル。コンビでいる必要性がないんです」(前同)

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