速水もこみち
速水もこみち

 俳優の速水もこみちが、“今日作りたくなる簡単レシピ”を紹介する『MOCO’Sキッチン』。朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送されている人気コーナーだが、2018年5月30日の放送で使用した調味料が話題になった。この日は、「変わったカレー」というリクエストに応え、“もこみち流 スパイシーフィッシュココナッツカレー”を調理。その際、ちょっと珍しい調味料として「トゥナパハ」を使用した。が、その聞きなれない名称にネット上では「トゥナパハって何? どこで売ってんの?」「トゥナパハ、初めて聞いた」と、困惑する声が溢れたのだ。

 トゥナパハとはスリランカのミックスパイスでさまざまな料理に使われるが、普通の日本人にはなじみのない調味料である。が、同コーナーでは他にも、「一般家庭で使用しない」「普通のスーパーでは購入できなさそう」と視聴者が感じるような珍しい調味料、食材が多く登場している。

 2018年3月12日の放送回では、“もこみち流 シラウオのフリッターパスタ”を調理。小麦粉をまぶしたシラウオを油で揚げ、にんにくのみじん切り、ズッキーニ、ゆでたパスタをフライパンで炒めて、器にパスタとシラウオとイタリアンパセリを盛りつけるという調理法なのだが、パスタを炒めている際に投入した調味料が「ボッタルガパウダー」なるもの。番組で説明はなかったが、これは、ボラやマグロの卵巣を塩漬けにして乾燥させた調味料。からすみの干物といったところだが、主に地中海料理で使用されていて、日本では常備している家庭は少ないだろう。

 続いて、2016年5月11日に放送された“もこみち流 タイ風エビと鶏ひき肉の炒めごはん”でも、レアな調味料が使われている。具材や米を炒めながら味つけする際、「タマリンドペースト」なる調味料が投入されたのだ。正体は、タマリンドというマメ科の実をペースト状にしたもので、強い酸味が特徴。南インド料理では良く使われている。ちなみこの日の具材には「ホムデン」という小さい紫玉ねぎも使われていたが、タイでよく食べられているもので、日本では専門店でないと手に入りにくい。

「ホムデン」だけでなく、『MOCO’Sキッチン』では珍しい野菜も多く使われている。2014年7月9日の放送回で作った“もこみち流 洋野菜のマリネ”では、「ローマブロッコリー」、「ミニキャロット」、「紫チコリ」と見知らぬ野菜が次々と登場。説明すると、ローマブロッコリーはカリフラワーの一種、ミニキャロットはミニサイズの人参、紫チコリは小さな白菜のような形状の野菜でほのかな甘みとしゃりっとした食感が特徴とのこと。

 料理だけでなく珍しい調味料や食材が注目されている『MOCO’Sキッチン』。手に入らないものではないので、気になった人は番組ホームページのレシピをチェックして、実際に作ってみるのも良いだろう。
 

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