有安杏果
有安杏果

 2018年1月、有安杏果(23)がももいろクローバーZを卒業し、芸能界も引退した。2009年の加入以降、8年間にわたって活動してきたが、電撃発表から卒業までわずか6日という超スピード引退劇となった。18年1月15日、ブログで「子役時代から22年間やってきた世界から一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送りたいという想いが強くなり、わがままを受け入れてもらいました」といった文章とともに卒業を発表した。そして1月21日の卒業公演で「私も10周年は5人で迎えられると思ってました。でもこれは4人の、これからのために、こうするしかなかったから」というスピーチを残して去っていった。

 プー・ルイ(27)も18年3月に”新生アイドル研究会”BiSから卒業した。10年に結成され14年に解散した初代BiSの発起人であり、リーダー兼オリジナルメンバーだった。16年に新生BiSとして再始動したものの、18年3月4日のツアー最終公演で「みんなが成長して、進化していく中で、私だけの時間が止まったままで、私だけが2014年に取り残されていました。みんながこんなに頼もしく変われたんだから、私もBiSという愛しい呪いを断ち切らないといけません」「BiSは私の人生の1番の汚点であり、1番の誇りです」というスピーチとともに卒業を発表。3月末でBiSとしての活動に終止符を打ち、5月12日、BILLIE IDLEへの加入を発表した。

 AKBグループや坂道シリーズからも卒業が相次いでいる。

 18年4月、北原里英がNGT48から卒業した。08年にAKB48メンバーとしてデビューし、SKE48との兼任などを経て、15年にNGT48のキャプテンに就任して完全移籍。17年開催の選抜総選挙では自己最高の10位にランクインした。同期にあたるHKT48の指原莉乃(25)らが駆けつけた2018年4月14日の卒業コンサートでは「卒業の実感がわいてきたとはいえ、今後歌って躍ることがないんだなぁと思ったり、ファンの皆さんの前でたくさん名前を呼んでもらうこともないのかなと思ったら、やっぱり10年間やってきたので寂しい気持ちもあるんですけども、本当に私のAKB人生はいろんなことがあったんですが、救いの手を差し伸べてくれたのはここ、新潟でした」とコメントを残した。卒業後は、夢でもあった芝居を中心に女優として芸能活動を続ける予定。

 乃木坂46の川村真洋(22)も18年3月をもって活動を終了している。卒業発表後にブログで「アイドルという形で音楽の世界に入った私ですが、最初は不安でいっぱいでした。ですが、ステージで歌って踊ることは本当に楽しくて、どのライブも全力で取り組んで来ました!!」とコメント。また今後については「卒業は卒業でそれは新たなスタートでもあります! 不安な気持ちの反面、前を向き進んでいかなければとも思います」とつづり、芸能活動を続けていくようだ。

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