■ウォーレン・バフェットも言うように、インデックスファンドを選べば

 では、何を買うのがいいのか? “最適解”は一つだという。「世界各国の『日経平均』のような株式指標と連動するファンドのことを“インデックスファンド”と言うんですが、かの大投資家であるウォーレン・バフェットも言っているように、“低コストであるインデックスファンドを選べば、9割の投資家よりも好成績を収められる”のは厳然たる事実。要は、世界各国にバランスよく投資していて、信託報酬(手数料)が1%以下に抑えられているファンドを選べば、短期的には乱高下があるものの、長期的には勝てる。この10年くらいで言うと、平均して年間5%ほどの利回りをゲットできているはず」

 とは、東京の株式投資の町“兜町”の住人。長期投資はマジで勝てる……確かに5%くらいは余裕で儲かる。嘘ではない。

 物は試しと、本誌記者が7年強もの間、毎月5000円を放り込んでいた「セゾン投信」の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を見てほしい。全世界のインデックスと債券にバランスよく投資したこのファンドは、信託報酬は年0.68%と1%以下。掛け金が45万5000円、運用益が17万3380円で、資産が62万8380円。ボロ儲けではないが、何もせず、1.4倍近くの評価額になっている。もしも毎月5万円を掛けていたら、資産は628万3800円である。スゴイ!

「しかも、この“年間5%”で、資産は雪だるま式に膨らんでいく。500万円は525万円になり、翌年には、525万円は551万円になり、その翌年には578万円になる。これは“複利”と呼ばれるもので、だからこそ“インデックスは強い”と言われる所以にもなっています」(前同)

 相場は少し冷え込みがちな昨今。その中で、これだけ勝てているインデックス投資は、やはり強い。

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