■株式投資のオススメは?

 一方、個別株の株式投資も攻めたいところ。本誌がオススメしたいのは、「ローリスク・ハイリターン」な神案件だ。まずは、IPO(新規公開/新規上場)株。実はコレ、セオリー通りにやれば勝率8割(!)、しかも、かなりの額となるという。「4月末、とんでもないIPO株がありました。人工知能(AI)開発に携わるHEROZという会社が、東証マザーズへ上場したところ、初値は、公開価格(4500円)の10.9倍になる4万9000円。単元株数(売買する際の株の最小単位)は100株で、買値を45万円とすると、初値で売れば、490万円。何もせず、1年間遊んで暮らせる額が手に入るわけです」(金融コンサルタント)

 IPOで株を買うには、まずは、各証券会社から抽選申し込みをする。そして、当選すれば買えるというシンプルな仕組みで、この初値をつけたときにさっさと売れば、8割のケースで儲かるとされる“神案件”なのだ(後に下落することは、しばしば)。

 さて、次々と上場が続く昨今、IPOを制する策はあるのか?「IPOは、証券会社ごとに“買える枠”が、その都度、決まってきます。なので、なるべく多く、いろんな証券会社の口座を開設し、各社から申し込むのがベストです。マネックス証券などは、“完全平等抽選”で、口数を多くオーダーしている人が有利とはならず、一人1口で抽選を行い、当選者が選ばれる。細かな説明になってしまうのでハショりますが、申し込みは、各社からバラけさせたほうが絶対オイシイ」(同)

 ちなみに、どの証券会社が当選率が高いかというと、「今後のことは分かりませんが、今までの傾向を見ると、野村証券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券が吉。口座開設は身分証のコピーと、申込書が必要なのはどこもだいたい同じ。一気に申し込んだほうがラクでしょう」(同)

 口座を開設すれば、こっちのもの。抽選申し込みは、ボタンひとつでアッサリできる。ただし、申し込む際、口座に金がないとダメなので、資金作りは必須の課題。

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