『ちびまる子ちゃん』の展開が、アンジャッシュの“すれ違いコント”そっくりに!?の画像
『ちびまる子ちゃん』の展開が、アンジャッシュの“すれ違いコント”そっくりに!?の画像

 7月1日放送のテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・アンジャッシュのコントのような展開が起こり、ネット上にはツッコミの声が続出している。

 そのエピソードは「まる子、大野くんと杉山くんを心配する」の巻。まる子のクラスメイトたちが運動場で遊んでいると、そこへ別のクラスの男子たちも来て、派手に遊び始める。なんだかガラの悪そうな雰囲気だったため、まる子たちは怖くなって他の場所へと移動することにした。

 まる子とたまちゃんは学校からの帰り道で、またしてもそのガラの悪そうな男子たちを目撃。たむろしている前を通るのが怖くて躊躇していると、男子たちの元にまる子のクラスメイトである大野くんと杉山くんがやってきた。「どうしてあの中に?」と、ただならぬ不安を抱くまる子。帰宅後に見たドラマでは不良グループとつるんでいる主人公が登場したため、思わず大野くんと杉山くんを連想してしまう。

 次の日、まる子のクラスには昨日のガラの悪そうな男子たちの姿があった。大野くんと杉山くんと共に、「昨日はあれから大変だったんだぜ」「あいつ暴れてよ」「やられたのか」などと楽しそうにおしゃべりする男子たち。まる子とたまちゃんは会話の内容が喧嘩のことだと考え、ますます不安を募らせる。

 すると、ひそひそ話しているまる子たちの元へ、大野くんと杉山くんが「俺たちがどうかしたのか?」と尋ねてくる。まる子が先ほどの会話について質問すると、「俺も杉山も昨日は思いっきりなめられちゃってよ」「俺たちを全然怖がらないもんな」などと話す大野くんと杉山くん。まる子とたまちゃんは、喧嘩の相手がすごく強い人物だと察し、さらに恐怖におびえてしまった。

 しかしその後、大野くんと杉山くんが話していた相手は子猫だと判明。まる子とたまちゃんが、勝手に勘違いしていただけだった。ガラの悪そうな男子たちも実は優しくて、親とはぐれてしまった子猫を引き取ろうと母親に相談していたという。

 まる子とたまちゃんの勘違いには、アンジャッシュの定番ネタ“すれ違いコント”を想起した人も多かったようだ。ネット上では「アンジャッシュみたいなノリで笑った」「アンジャッシュのネタを見てる気分で『ちびまる子』を観てた」「コント感がすさまじい」といった声が続出。

 視聴者の多くは途中で会話のすれ違いに気づいたようだが、気づいた上でも楽しく見られるエピソードになっていた。

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