■鈴愛の作品が漫画雑誌で読める!

 漫画はいずれもプロの漫画家が担当しているので、当然ボクテでも志尊淳が描いたものではないのだが、実際に登場人物が描いたと錯覚してしまうだけのリアルさがそこにはある。鈴愛、ユーコ、ボクテ、それぞれの作風がまるで違うので、ドラマの中に入り、実際に鈴愛たちが描いた漫画を読んでいる気分になってくるのだ。

 鈴愛たちの夢であり、ボロボロになるまでその青春を捧げたこれらの漫画を読めば、「上京・胸騒ぎ編」を追体験できること間違いなし。今後、鈴愛の漫画はドラマに登場しないかもしれないが、鈴愛の上京してからの9年間の歴史に思いを馳せる意味でも、今こそ読んでおきたい。つい先日には鈴愛の『一瞬に咲け』が、7月20日発売の『花とゆめ』(白泉社)に掲載されるという発表がされ、本が完売になるのではとネット上で話題になっている。『半分、青い。』ファンなら、漫画家時代が終了したこのタイミングで、登場人物たちの力作をチェックしておこう!(半澤則吉)

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※画像はNHK『半分、青い。』番組公式サイトより

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