西野亮廣(キングコング)
西野亮廣(キングコング)

 7月4日放送の『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)に、お笑いコンビ、キングコング西野亮廣(38)が登場。おぎやはぎ矢作兼(46)や、バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)について熱く語り、多くの視聴者を感動させたようだ。

 同番組は、深夜の街にいる一般人に声をかけ、自宅を取材させてもらうという内容。この日は深夜の五反田駅で、番組スタッフが偶然通りがかった西野を発見。飲み会帰りで酔っている西野は、一度は取材を断ったものの、再度スタッフのところに現れて「矢作さん好きだから。チョー好き」と言って、取材を受け入れた。

 自宅マンションまで番組スタッフを案内した西野は、自分の絵画や個展での新しい試みについて熱弁を振るう。思わずスタッフが「そもそも芸人さんですよね?」とツッコむと、西野は「確かに」「何でそんなこと始めたっていうね」と、苦笑い。

 その後、西野はアーティスト活動を始めたきっかけは、『はねるのトびら』(フジテレビ系)で一躍有名になり、一度は芸人として成功をつかみながらも「スターにはなってない」ことだと語った。

 西野は「(そこで見えたのは)たけしさん、さんまさん、タモリさん、ダウンタウンさん、ナインティナインさんの背中」と説明。このままでは偉大すぎる先輩たちを追い越すことはできないと感じ、他の芸人と同じやり方ではダメだと悟ったという。

 さらに西野は『ゴッドタン』に出演したときに、裏側でおぎやはぎの矢作兼から「(アーティスト活動は)ゴッドタン用のネタの種をまいてくれてるんでしょ?」と言われて、「本当そうだな」と納得。

 西野は「アートが世界を変えるとか言ってたら、矢作さんにつかまって“バカ野郎”って言われて、その瞬間に皆さんに笑っていただけるのであれば、そっちでいい」と、芸人としての胸中を告白。また、「思いきりやってたら、矢作さんとかその他の先輩方がちゃんと料理してくれる」と、『ゴッドタン』に出演している先輩芸人への信頼感も明かした。

 そんな西野が語った意外な本音に、視聴者は感心。ネットでは「ゴッドタンの西野が最高に面白いのはそういうことか」「ゴッドタンのファンとしては、この西野さんめっちゃ好き」「しょっちゅう炎上してるけど、西野はやっぱり芸人だな」「西野さんは、ゴッドタンも矢作さんも大好きなんだね」など、西野の考え方に共感するコメントが続出。芸人としての目標や先輩への感謝の気持ちを率直に明かしたことで、西野に好感を抱く人も多かったようだ。

「西野亮廣は、2016年に絵本作家、のぶみ氏と行ったニコニコ生放送の対談の中で、人気テレビ番組のレギュラー出演のオファーを断ったという話の後、『ゴッドタン』のオファーだけは絶対に引き受けると語っていました。その理由について西野は、“いつも楽しいことをやっている人”というイメージを大事にしたいと語り、マネージャーにも『ゴッドタン』だけは相談なしで引き受けていいと伝えているようですね」(芸能誌ライター)――根っこはやはり芸人!

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