フジテレビの大先輩に触発?
それは元フジテレビアナウンサーの八木亜希子(53)だ。
「八木さんは、脚本家で映画監督の三谷幸喜さんに抜擢される形で本格女優デビューしました。最初はそんなに演技の評価も高くなかったようですが、気づけば朝ドラから大河ドラマまで有名作品に続々と出演。今や立派な名女優ですよね」(映画ライター)
八木亜希子とカトパンには、元フジテレビの看板アナ同士、『めざましテレビ』メインMC経験者、明石家さんま(63)との長い共演歴など、共通点は多い。そんな身近な先輩が活躍する姿に、カトパンが触発された部分もあるだろう。
ただ、カトパンの女優宣言には、やむにやまれぬ裏事情も含まれているようだ。
「実力ナンバーワンの有働由美子アナ(49)がNHKを退社しましたし、日本テレビの水卜麻美アナ(31)もフリー転向が近いと言われていて、今のキャスター界は飽和状態。現実的に、最近のカトパンはMCやキャスターの仕事が減少傾向にありますから、カトパンの女優業には、“差別化”という戦略もあるのでしょう。もちろん演技力に磨きをかけるのは必須としても、“女子アナ女優”として活路を見出したほうが可能性は広がりそうです」(芸能プロ関係者)
はたして“第2の八木亜希子”になれるのか。加藤綾子の次回作が待ち遠しい。