■元横綱・大鵬の孫や朝青龍の甥にも注目

――(苦笑)。若手では、先場所、初の上位対戦で横綱・白鵬を倒した阿炎(24)は面白い存在ですね。

朝 殊勲賞インタビューでの「お母さんに電話したいので、帰っていいですか?」という発言ね(笑)。いかにも「今どきの若者」って感じだけど、なんか憎めないんだよなぁ。この間、花田虎上さんと阿炎の話になったんですが、「あれはめんどくさいタイプ。自分は当たりたくないなぁ」と言ってましたよ(笑)。阿炎は今場所も横綱・大関戦が組まれますが、2回目の挑戦になる今場所は、負けた相手に対してどう研究してきたか、真価が問われるでしょうね。

 また、三段目で注目を集めるのが、元横綱・大鵬関の孫で元関脇・貴闘力関の三男の納谷(18)と、元横綱・朝青龍の甥の豊昇龍(19)。貴闘力関からも「ウチの息子、どう思う?」と聞かれたんですが、体が大きいから(188センチ、166キロ)幕下20枚目くらいまでは、すんなり行くでしょう。でも、勝負はそこから。当たる力をもっと強くして、突っ張りを身につけるなど、自分の武器を持ちたい。

 細身の豊昇龍は相手を投げてばかりじゃダメ。叔父さんも若い頃は細かったけど、突っ張りがあったから、体が大きくなって横綱を張れたんです。場所前、豊昇龍は叔父さんのライバルだった白鵬の胸を借りたそうだけど、いずれこの2人が白鵬、鶴竜らを脅かす日が来るんじゃないかな? 白鵬は「2020年の東京オリンピックまで現役を続ける」と張り切っているから、今から楽しみですね(笑)。

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