沢尻エリカ

 10年ぶりの復活で大きな話題を集めているヤンジャン(週刊ヤングジャンプ)の制コレ(全国女子高生制服コレクション)。既報のとおり、ミスマガ(ミスマガジン)も7年ぶりに復活を果たし、アイドル・シーンの原点回帰ともいうべき様相を呈している。これでフジテレビビジュアルクイーンが復活すればパーフェクトなどといった声もあるが(ちなみに復活すれば16年ぶり)、なにはともあれシーンの活性化を考えた場合、これほど喜ばしいことはないだろう。

「制コレが始まったのが1992年のこと。当時はアイドル冬の時代真っただ中で、そういう時期に人気アイドルへの登竜門ともいうべきオーディション企画が開始されたのはとても興味深い。実はビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤーもこの年から始まっており、90年代後半に巻き起こるアイドル・ブームに先がけ、着実に地盤をならしていたともいえます。初代のグランプリは女優やグラビアで活躍することになる宇田川綾子。その後も神崎恵や宝生舞、橋本愛(『あまちゃん』の橋本愛とは別人)など冬の時代に奮闘した人気アイドルを輩出、1995年には、主役級実力派女優として急成長を遂げる麻生久美子をグランプリとして選出するに至って、賞としての格は確固たるものになりました」(アイドルライター)

 その後も1997年には準グランプリで酒井若菜、1998年にはグランプリで原史奈、1999年には準グランプリで安めぐみ、2001年には準グランプリで沢尻エリカ、2002年にはグランプリで紗栄子、2003年には準グランプリで川村ゆきえ、同じく2003年、ベスト5を意味する5upで戸田恵梨香らを選出。現在引退している者は割愛するが、全19回を通して、選出後にブレイクしたコはまだまだ大勢おり、その安定した実績は、いまさらながら目をみはるものがある。

「賞には届かなかったものの、パイレーツとして一世風靡する浅田好未や、主役級女優として広末涼子と人気を二分することになる田中麗奈、元祖オタク系アイドルにして、その後、声優としてもブレイクする福井裕佳梨らも90年代後半の回でそれぞれノミネート。その人選の幅はならではともいえ、ミスマガと人気を二分するようにアイドル・ファンから絶大な支持を獲得し続けました」(前同)

 あまり指摘されていないが、日テレジェニックも獲得した酒井若菜を始め、ファイブスターガールにも選出された原史奈、ビジュアルクイーンにも選出された沢尻エリカ、酒井に続いて日テレジェニック選出の紗栄子、2004年のホリプロタレントスカウトキャラバン大阪地区グランプリを経て、翌年、制コレグランプリに輝く寺田有希など、二冠の女王となるケースが多いのも制コレならでは。それだけスペシャルな逸材が選ばれているという証だろう。

「ただ、前回の2014年の結果を見ると、グループアイドル勢の席巻の影響もあってか、いまいち結果を残せていないのも事実です。今回、メディアを通して“10年ぶりの復活”ということが謳われていますが、2007年の名称が従来の制コレGP、2008年のそれがセイコレ☆ジャパン、6年の期間を経て2014年に行われたのが制コレアルティメットで、後ろの2つは別バリエーションといっていい状態でした。そんなわけで、今回の復活にあたってはそのシステムも注目されたのですが、名称もシンプルに制コレ18(イチハチ)で、仕様も従来どおり。厳密にいえば、篠崎愛が準グランプリに選ばれた2007年以来の復活ということで、11年ぶりという見方もできます」(芸能評論家・ニイゼキユウジ氏)

※筆者註.誌面や公式HPを見ると「10年ちょっとぶりの本格復活!」といったちょっと曖昧な表記が(笑)。

 6月末の同誌表紙巻頭巻末での15人制服姿のお披露目に始まり、その後の号では白水着編のグラビアを掲載。15人いずれもキラキラの原石と呼ぶにふさわしく、あらためて、伝統の栄冠としての矜持と本気度をひしひし感じる(グランプリと準グランプリの上位2人は写真集リリース確約)。来週にもグランプリ以下各賞が発表されるミスマガ同様に、新たな歴史の一証人として、関心は尽きないのだ!

(文・織田祐二)

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