死んだ祖母が手招き、住んでいた家が霊の通り道など、身の回りであった「怖い話」の画像
死んだ祖母が手招き、住んでいた家が霊の通り道など、身の回りであった「怖い話」の画像

 夏の風物詩として定番なのが、肝試しや怪談。この季節になると、テレビでも心霊特集などが組まれ、それを見て、背筋がゾッとする思いをした人も多いだろう。そこで今回は、自分自身、または家族や友人など、周囲の人で、実際に「心霊体験や不思議な体験をした人がいるか」を、10代~50代各世代の男女、合計200人に聞いてみた。ここでは「ある」と答えた人たちの体験談を紹介しよう。

 まず、多かった体験は“金縛り”や“幽体離脱”。

「右半身がズンと重くなって、頭の中でガーガーとラジオのような音が鳴り出して、声が出ませんでした。隣で寝ていた夫が異変に気づいて“どうしたんだよ?”と声をかけくれたら直りました」(50歳/女性/主婦)

「金縛りの状態になり、妖精のような人が現れた」(22歳/男性)

「昼寝をしていたら金縛りに遭い、部屋中をドタドタ走り回る足音が聞こえ、痙攣したような感じになった。その後、必死で指を動かして金縛りを脱して起きた。怖かった」(21歳/女性/学生・フリーター)

 金縛りに遭ったことのある人は、意外に多い。なかなか体を動かすことができないが、意識がハッキリしているため、より恐怖を感じたという。体を動かせないどころか、体から意識が抜け出す“幽体離脱”体験をしたことのある人も少なくない。

「私が幽体離脱をしているところを母親が見たそうです」(28歳/女性/事務)

「母が死にそうになって、三途の川に行ったことがある」(44歳/女性)

「小学生の頃に兄弟喧嘩をして、みぞおち辺りを殴られ、気絶したことがあった。気絶した直後に幽体離脱し、天井から自分を見ていたことがある」(28歳/女性/主婦)

 そのまま体に戻れなかったら、いったいどうなっていたのだろう……。

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