■まだまだある! 夏の甲子園「伝説の名勝負」

●手に汗握る攻防

第19回(1933)◆延長25回の超熱闘!〈中京商1-0明石中〉高校野球史上、最長イニングの試合。息詰まる投手戦の末、中京商がサヨナラ勝ち。

第61回(1979)◆高校野球史上最高の試合〈箕島4-3星稜〉延長戦、リードされた裏の攻撃で、二死からの同点本塁打が2回も飛び出した劇的な試合。

第67回(1985)◆KK最後の夏は劇的優勝〈PL学園4-3宇部商〉4番・清原が2打席連続で同点本塁打。エース・桑田は粘投で耐え、見事優勝を勝ち取った。

第78回(1996)◆奇跡のバックホーム〈松山商6-3熊本工〉延長10回、松山商の矢野がタッチアップした走者を本塁でアウトに。伝説の名送球。

第88回(2006)◆9回の攻防がすごい!〈智弁和歌山13-12帝京〉帝京が9回に8点を奪って逆転したが、その裏、和歌山が5点を奪い返し、大逆転勝利。

第91回(2009)◆決勝戦9回のドラマ〈中京大中京10-9日本文理〉6点を追う日本文理は、「あと1人」から猛反撃。5点を取り、1点差まで追い上げた。

第96回(2014)◆初回8失点をはね返す!〈大垣日大12-10藤代〉大垣日大が大差をジワジワと縮めて、8回裏に、ついに逆転。9回表を抑え、勝利した。

●夏のドラマあれこれ

第64回(1982)◆やまびこ打線に荒木完敗〈池田14-3早実〉猛打を誇る池田打線が爆発。荒木の最後の甲子園は被安打17、失点10で終わった。

第66回(1984)◆「木内マジック」炸裂!〈取手二8-4PL学園〉茨城勢が初優勝。夏連覇を狙うKKコンビを、取手二・木内監督の名采配が打ち砕いた。

第67回(1985)◆記憶に残る大量得点試合〈PL学園29-7東海大山形〉桑田&清原を擁するPLが32安打の29得点。これは今も大会記録で、山形県民のトラウマ。

第80回(1998)◆涙のサヨナラボーク〈豊田大谷3-2宇部商〉延長15回無死満塁、投球に入りかけ止めた宇部商の藤田に無情のボーク宣告。甲子園騒然。

第84回(2002)◆初の「智弁」対決〈智弁和歌山5-3智弁学園〉ユニフォームはほぼ同じ。甲子園常連の兄弟校同士が夢の対決。高校野球ファンも歓喜。

第87回(2005)◆中田翔、投打に大暴れ!〈大阪桐蔭9-7春日部共栄〉1年生の5番打者・中田が4安打1本塁打と大活躍。投げても4回1/3を1失点と好投。

第99回(2017)◆大分と鹿児島の戦い〈明豊9-8神村学園〉甲子園で九州勢同士が激突。白熱した戦いは延長戦にもつれ込み、最後は劇的サヨナラ。

●名投手たちの快投

第25回(1938)◆2試合連続ノーヒッター〈海草中5-0下関商〉海草中・嶋清一が決勝戦でノーヒットノーラン。準決勝に続き、2試合連続達成の偉業。

第40回(1958)◆板東英二の奪三振ショー〈徳島商0-0、3-1魚津〉徳島商の板東が延長18回で25個、再試合で9個の三振を奪った。大会83奪三振は今も最多。

第66回(1984)◆信じられない1点〈法政一1-0境〉境・安部は延長10回2死まで無安打無得点。しかし次の打者に本塁打。快投は報われず。

第85回(2003)◆圧巻のダルビッシュ〈東北1-0平安〉東北・ダルと平安・服部の息詰まる投手戦。ダルは延長11回で15奪三振、被安打2と完璧。

第91回(2009)◆菊池雄星VS大瀬良!〈花巻東8-5長崎日大〉後に球界を代表する投手となる、両校のエースの投げ合い。一進一退の好ゲームに。

第94回(2012)◆松井裕樹が魅せた!〈桐光学園7-0今治西〉2年生エースの松井が10連続を含む22奪三振。9イニングでの大会新記録を樹立した。

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