■赤いドレス姿で湖の中で
――お気に入りはどれ?
石岡 湖で撮った写真です。
――おおっ。赤いドレス姿で湖の中で立っているカットですね。
石岡 はい。このときは恥ずかしいというより、本当に湖の中に一人、ポツンと立っていたので……なんていうか、自分が世界の中心にいるような感覚でした。
――幻想的ですよね。ちなみに、恥ずかしいと感じた写真はどれですか?
石岡 下着を脱いでいくカットは全部、恥ずかしかったです(笑)。
――赤面しちゃうよねぇ。そういえば変わり種のカットもあったよね、でっかいオムレツにケチャップをかけているやつ。
石岡 編集の方に最後にどうしても入れてくれってお願いしたんです。オムレツ大好きなんですよ。料理もこれしか作れないっていうくらい、オムレツばかりめちゃくちゃ作っていますよ。
――卵、大好きなんだね。
石岡 小さい頃から卵ばっかり食べて生きてきました(笑)。というのも実家が養鶏場をやっていて、おばあちゃんが双子の卵は売れないからって、いつもくれていたんです。双子卵って大きいから割らなくてもわかるんですって。ちょうどいい体型になったのは、卵のおかげかもしれません。
――ちょうどいい体型?
石岡 よく言われるんですよ。
――ちなみに、いつぐらいから、自分がセクシーな体つきだってことを意識し始めたのかな。
石岡 私、成長が早かったのかなぁ。小学6年生から人一倍、バストが大きくなって、水泳の時間、男子たちからすごく見られた覚えがあります。
――ハハハハハ、まあ、年頃の男子はね~。
石岡 男の子の視線をすごく感じていて、当時は、なんでか分からなくて、なんで、こんなに見るんだろうって思っていました。
――じゃあ、すごくモテたでしょう?
石岡 中学生のとき、すごくモテたんですが、みんなも大きくなってきたら、そこからは同じ立場での勝負になりましたね(笑)。
――それ以外の学生時代の思い出は?
石岡 エピソードとか全然ないくらい、普通の女の子でした。あっ、でも、グラビア好きで小倉さんのファンであることは周りのみんなは知っていたので、ゆうこりんをもじって“まいこりん”ってあだ名で呼ばれていましたね。