広瀬すず
広瀬すず

 7月13日に第1話が放送された、女優の土屋太鳳(23)が主役を演じるドラマ『チア☆ダン』が好評のようだ。

 このドラマは実話を基とし、昨年公開された映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の、9年後を舞台にしたオリジナルストーリー。主人公の藤谷わかば(土屋太鳳)は幼い頃、福井中央高校のチアダンス部「JETS」が全米大会で初優勝した中継を見て、自分も同部に入って全米優勝することを夢見ていたが受験に失敗して挫折。部活も学業も中途半端な福井西高校に入学し、いつの間にか夢を追いかけることを諦めていた。

 そんなわかばだったが、E-girlsのダンサーで女優の石井杏奈(20)が演じる転校生の桐生汐里から、「打倒JETS」と「全米制覇」を目標にチアダンに誘われ、反発しながらも再び夢を追うことを決意。新たにチアダンス部を設立するため、部員集めに奮闘するというのが、初回の主なエピソードだった。

 まず話題になっていたのは、キレッキレの土屋太鳳のダンス。ネット上には「わざとテンポをずらしてへたに踊ってみせる土屋太鳳さんですが、えびぞりジャンプの高さとポーズの見事さはごまかせないのだった」というコメントもあり、わかばはチアダンの経験がある汐里よりへたという設定にもかかわらず、鍛え上げられた土屋のダンスセンスは視聴者に伝わってしまったようだ。

 さらに視聴者を喜ばせたのが、映画版『チア☆ダン』の主人公、友永ひかりを演じた女優の広瀬すず(20)が、役柄はそのままで「JETS」のコーチとして登場したことだ。その瞬間、ネットでは「映画とドラマの世界が繋がった」と喜ぶ声が多く、映画版のファンからも「めっちゃ大人っぽくてカッコいい!」「出ました、レジェンド!」などと、熱いコメントが寄せられていた。

 また、女優の新木優子(24)が演じるわかばの姉、あおいが東京の学校でチアダンス部の顧問をするため、親の反対を押し切って福井を離れるシーンでは、わかばと汐里が旅立つ姉のために福井駅前でチアダンスを披露。このとき使われた曲がサンボマスターの『できっこないを やらなくちゃ』で、これは実際に映画のモデルとなった「JETS」の顧問、五十嵐裕子先生が「この曲に何度も救われた」と語るもの。当時はまったくの素人だった五十嵐先生が、部を全米1位に導くまで心の支えになり続けた大事な曲で、創部以来、部員たちが大切に踊り続けている曲だという。

 そんな「JETS」が起こした奇跡を体現する楽曲で踊った後、わかばは姉に自分もチアダンをやってみると語り、「できっこないをやってみるでの!」と宣言。このシーンの放送後、ネットでは「1話目から泣けた」「“できっこないをやってみる”、すてきな言葉やん」などと、感動のコメントが多数、寄せられていた。

「広瀬すずの出演が話題となった『チア☆ダン』でしたが、女優たちの実際の年齢と、役柄の年齢の違いにとまどった視聴者も少なくなかったようですね。ネットでは“24歳の新木優子がお姉ちゃんで、23歳の太鳳ちゃんが高校2年生で、20歳のすずちゃんがお姉ちゃんより先輩で今は先生。俺は今混乱しているぞ”などという声もありました」(芸能誌記者)――また出てください!

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