林修先生
林修先生

 7月15日放送の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)で、MCを務める予備校講師でタレントの林修氏(52)が、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の舞台である磯野家の隠れた事実に言及した。

 番組の冒頭、林修氏は『サザエさん』は放送開始から半世紀近くが過ぎているため、“庶民の代表”として描かれてきた磯野家の設定にさまざまなほころびが生じていると説明。先日、発売された『磯野家の危機』(宝島社)によると、磯野家の資産は東京都世田谷区にある自宅の土地だけで2億円になることを明かした。

 続いて、林修氏は「だから、波平さんが亡くなったときに、あの3人(サザエ、カツオ、ワカメ)の間で何が起きるか?」と、遺産相続をめぐるトラブル発生の可能性を匂わせた。するとそのゲスな勘ぐりに、ゲストの船越英一郎(57)は「起きないかもしれませんからね」とすかさずツッコみ、スタジオの笑いを誘った。

 また、林修氏は磯野家の年収についても言及。原作の漫画では波平の月給は7万円だったそうだが、これを現在の金額に換算するとその年収は1120万円になり、マスオの年収544万円と合わせると、磯野家の世帯年収は1664万円になるという。そこから磯野家が日本の全世帯の上位1パーセントに入る高収入世帯であると林修氏が説明すると、磯野家のあまりの“隠れセレブ”ぶりに、共演者たちは「すごい!」「庶民の具現ではないですね、もはや」などと驚いていた。

「設定は昔のままの『サザエさん』ですが、最近は携帯電話や薄型テレビがさりげなく使われているなど、ある程度は現在に合わせた描写をしていますね。ただ、昭和の色を濃く残した物語背景は『サザエさん』の重要な魅力のひとつ。不自然な点は気にせず、『サザエさん』の世界を楽しみたいですね」(テレビ誌記者)――セレブだなんて言わないで!

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