■サプリメントのカプセルに薬物を混ぜた？
急性薬物中毒で亡くなった野崎氏だが、「薬物をどのように摂取したのかは最大の焦点です。あれほど健康に気を遣っていた彼が、薬物に自ら手を染めるなどありえない。すなわち、誰かから飲まされた可能性が高いと言えるでしょうね。当初、薬物の苦みをごまかすため、ビールに混ぜたという説も出ていましたが、ふだんからカプセルを飲んでいるのであれば、それに薬物を混ぜて飲ませるのが、一番手っ取り早い。カプセル２錠で致死量ですからね」（前同）
もちろん、それができるのは、野崎氏がカプセルを毎日、常用していることを知っていて、しかも、パッケージから出した状態のカプセルを飲ませることができる人物の可能性がある。「外食時、野崎さんは、食後に自分でパッケージからカプセルを出して飲んでいましたね。ごく親しい人には“ア～ン”と飲ませてもらっていたんでしょうが……。ただ、奥さんはクールというか、そういうタイプの人じゃまったくなかったみたい」（別の知人女性）
さらに、謎が深まる“新事実”も浮上している。「６月２０日に県警の捜査員が野崎さんの会社にあった金庫を開けたところ、中身は空でした。しかし、金庫にはいつも２～３億は入っていたんです。野崎さんは上京のたびに、金庫から現金数百万を出しては鞄に詰め込み、東京の美女たちにバラ撒いていましたからね」（前出の仕事関係者）
また、野崎氏は金庫の置き場所を、ちょくちょく変えていたという。「重すぎて社長は自分では金庫を運べません。運ぶのは、ごく限られた人物のはずですが……」（前同）
さらに、“第三の線”も浮上している。「野崎さんは１年以上前から、地元の“強面関係者”たちとモメていたんです。一時、彼の会社の前にも毎日、怪しい車が停まっていました。何か裏社会とのトラブルでもあったんでしょうか」（近隣住民）
また、大豪邸に住んでいた野崎氏は、危険な目に遭うこともしばしばだった。「野崎さんは今年の２月にも強盗に入られ、怪我をしました。斧でドアをぶち破られ、ドスを手にした犯人に、“金を出せ”と脅されたそうです」（前同）
その際は、約４０００万円相当の金品を奪われたとされる。だが、この事件を含め、過去４度も窃盗被害に遭っているともいう。「実は強盗に襲われた約２週間前にも泥棒に入られています。その際は、何も盗られずに済んだようですが」（前出の地方関係者）
桁違いの富豪ぶりから、常に何者かに狙われていた野崎氏。一日も早く、事件が解決することを望みたい。
ツイート
シェア
LINEで送る
