1980年10月、日本武道館でのコンサートを最後に、芸能界を引退した山口(現・三浦)百恵さん。
「百恵さんは、1979年10月、大阪厚生年金会館のコンサートで“私の好きな人は、三浦友和さんです”と、『恋人宣言』。翌年3月に三浦友和との婚約を発表し、同時に芸能界引退を公表しました」(女性誌記者)
人気絶頂のアイドルが、その人気を保ったまま結婚&引退するのは空前絶後だが、実は彼女、その宣言より前に、“フライング”で恋人との仲を公の場で発表していたことを日刊大衆は突き止めた。自叙伝にも書かれていないこの情報の元は、雑誌『週刊大衆』に寄せられた女性読者(54)からのお手紙。
〈79年に佐渡中央文化会館(現・アミューズメント佐渡)で、百恵さんのリサイタルがあったんです。高校生の私は、祖母と姉と弟と一緒に出かけました〉
大スター・百恵ちゃんの歌で、会場は大盛り上がり。事件が起きたのは、歌の合間の余興の時間だった。
〈百恵さんと観客がおしゃべりするコーナーがあったんですが、その際、百恵さんが壇上に上げられたファンに“今、好きな人はいますか?”と問いかけたんです〉
緊張したのか、答えがスムーズに出てこなかったその女性。と次の瞬間、客席の後方から、「友和さーん」との声があがった。
〈それを聞いた百恵さんは、真剣な表情でキッパリと、“友和さんはダメ。三浦友和さんは私のものです”と宣言したんです〉
それを聞いた観客からは、温かい掛け声、そして自然と拍手喝采が起きたという。この証言を受けて、芸能評論家の川内天子さんは次のように語る。
「事前に百恵さんが、地方のコンサートで話していたなんて、今、初めて聞きました。驚きましね。でも、さまざまな困難を乗り越えて結婚まで漕ぎ着けた百恵さんならではの、意志の強さを感じます」
引退から約40年後に判明したスターの真実。“伝説的アイドル”と呼ばれたのには、理由があったのだ。7月23日に発売される『週刊大衆』では、石原さとみが見せた驚愕の入浴法、貴乃花親方の長男・花田優一氏にまつわるスクープなど、芸能ニュースを掲載している。