■早朝のマンションで泣いていたゆまチン
山口「アハハ。バレましたか。ゆまさんは全然、覚えていないと思うんですが、実は僕、10年ほど前、『〇〇○』ってマンションに住んでいたんです」
ゆま「え? えええっ? 同じマンション?」
山口「はい。僕のほうはマンションの廊下ですれ違うたび、ドキドキしていたんです。だって、あの麻美ゆまさんでしたから!」
ゆま「知っていました?」
山口「もちろんです(笑)。だから顔を合わせると、僕は無駄に挨拶してました」
ゆま「マジですか~? すみません、すぐに思い出せなくて。あのマンションにいた頃、私は現役女優で、めちゃくちゃ忙しかった時期で……」
山口「そういえば一度、ゆまさんが泣きながら、帰って来た姿も見たことがあります。その日、僕は明け方まで仕事をしていて、ゆまさんも朝帰りだったのかな」
ゆま「ちょ、ちょっと待って(笑)。そんな姿まで目撃されているの?」
山口「はい。すごく印象に残っているんです。明け方で雨も降っている中、ゆまさんが大泣きしながら、僕の横を足早に走っていったので……」
ゆま「恥ずかしい……なんで泣いていたんだろう」
山口「きっと、いろいろあるんだろうなぁと思っていました(笑)」
ゆま「慰めてくださいよ~」
山口「とても声をかけられないぐらい、号泣されていたので……。でも、そういうときは声をかけたほうが良かったですか?」
ゆま「そんな弱っているときに声をかけられたら、私、きっと……ウフフ」
山口「まいったな~(笑)。まあ、過去にそういうことがあったので、実は今日、ゆまさんとお会いできると知ったとき、違ったドキドキ感がありました」
ゆま「私は恥ずかしい姿を見られた、という気分です。でも、今日、こうやっておいしいステーキを食べさせてもらったので、すごく元気になりました」
山口「良かったです。僕も肉好きなので思うんですが、やっぱり肉は人を幸せにしてくれますよね」
ゆま「そうですよね。私は精神的に弱っているときも肉を食べると、なんだか“頑張ろう”って気力が湧いてくるんですよね。最後になりますが、今後、『リベラ』さんは、どのような野望を持っているんですか」
山口「野望ですか。最近、女性のお客さんが増えているんです。週末に並んでいるお客さんは8割が女性で、肉食女性は明らかに増えているんですね。だから、プロレスラーはもちろん、もっともっと女性も入りやすいお店にしたいです」
ゆま「いいですね! 私も個人的に食べに来ます!」
山口「お待ちしてます」
山口敏彦(やまぐちとしひこ)父親が店主をする『ステーキハウスリベラ』を18歳から手伝い始め、今は目黒店の店長としてステーキを追求する。『リベラ 目黒店』東京都目黒区下目黒6-17-20 17時~24時 定休日:毎週月曜日・第3火曜日 最寄駅:JR山手線 目黒駅、東急東横線 学芸大学駅
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