つるの剛士や西野朗監督、本橋麻里も!? 自民党が狙う「参議院選挙タレント候補」

 来年7月28日に任期が満了する、2013年選出の参議院議員。つまり、あと1年で次なる国政選挙が行われるのだ。

「自民党はすでにタレント候補の選定に入っている」と話すのは、自民党関係者。今年9月の総裁選で、安倍晋三首相の続投が決まったわけでもないのに、気が早いように感じるが、「党内第3派閥の竹下派が、安倍3選の支持を決めたからね。竹下派は参院自民党の運営に大きな影響力を持っている。そこで、安倍首相は次回の参院選のキャスティングボートを渡す代わりに、総裁選支持を取りつけたというわけ。最近は少々、結束がゆるみがちな竹下派としても、これを機に組織固めをしたいという思惑も」(前同)

 実際、タレント候補の威力はすさまじいようだ。「たとえば(SPEEDの)今井絵理子さん一人だけで50万票も生み出すわけですから、その一人をいかに見つけるかで、大きな評価につながる」と、政治評論家の有馬晴海氏は説明する。続けて、「そのため、政治家は日頃から政治に関心のある有名人をパーティや勉強会に誘ったりして接触しているんです。今井さんは参院自民党の大長老・山東昭子氏が口説き落としましたが、この件ではマスコミはノーマークでしたよ」

 つまり、完全に水面下での交渉となるため、今は政界と疎遠に見えても、来夏は分からないのだ。そこで取材を進めると、意外な名前が聞こえて来た。その筆頭が、サッカーW杯で日本代表をベスト16に導いた西野朗監督。自民関係者はその理由を、「窮地を救った点もいいし、見た目もいい。そして何より、東京五輪の1年前だからスポーツ関係者はタイムリー」と説明するが、だからこそ、「平昌五輪で活躍したカーリング女子も有力候補」(前同)なんだとか。「現役選手は難しいですが、第一線から退いた本橋麻里さんならイケるかも。子どもを育てながら、あれだけの活躍ですから、女性の社会進出や教育という面でピッタリ。“ポスト橋本聖子”と言う人も」(全国紙記者)

 スポーツ界だけでなく、芸能界から名前が挙がるのが、タレントのつるの剛士と、お笑い芸人の田村淳だ。「つるのさんは、育休を取得するなど“イクメン”のイメージが強く、集票面からこの上ない存在。しかも、“右寄り”の思想も自民に合うと考えられています。淳さんは、政治への関心が強く、若者にも抜群の知名度がある。期待している人は多い」(永田町関係者)

 とはいえ、誰もが首を縦に振るわけではなく、「13年の参院選ではタレントの壇蜜さんに声を掛け、5秒で断られた」(前同)というから、一筋縄ではいかない。「現状、自公は安定多数を維持すればいいわけですが、今後、与野党が拮抗するようなことがあると、アッと驚く有名人の出馬があるかもしれません」(有馬氏)

 すでに始まっている永田町の暗闘。来夏に立つのは、どんな候補なのか。

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