「こくまろ」「ゴールデン」、家庭のカレーで一番人気のルウは?の画像
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 カレーといえば、もはやニッポンの国民食。東京都内であれば、神保町のようなカレー街があったり、 “スープカレー”や“焼きカレー”など、全国にあるご当地カレーも挙げればキリがない。「インドが発祥」「欧風カレーの原点はイギリス」など、いろいろ意見もあるだろうが、独自の深化を遂げた“ジャパニーズカレー”は、ラーメンに並ぶ、日本が誇るべきトラディショナルフードなのだ。

 カレーは、お店でいただくのもいいが、家で食べるのも定番。これだけ普及した背景には、家庭で簡単に作れるカレールウの存在がある。カレーは、家庭でもアレンジやブレンドがしやすく、それぞれ「我が家の定番」があるのではないだろうか。そこで、全国20~40代の主婦200人に、「あなたの家族が一番好きな(よく使う)市販のカレールウ」について聞いてみた。

 第5位(5%)は、エスビー食品の「とろけるカレー」だった。これは、圧力鍋でじっくり煮込んだ20種類の野菜と、ビーフブイヨンのうま味とコクが豊かな味わいを演出する一品。製造時に水分量を低く抑え、うま味を凝縮させているのも特徴だ。

 第4位(8%)には、ハウス食品の「ジャワカレー」が選ばれた。同製品は、今年で誕生から50年を迎えたおなじみのブランド。特有の深い味わいとさわやかな辛さを大事にしながらリニューアルを繰り返し、現在は、定番シリーズの他、スパイシーブレンド、キーマカレー、スパイシーな美味しさながら既存製品より1皿あたりカロリー50%オフのプライムジャワカレーといったものも出ている。誕生50周年に当たり「ホットな愛情50年」というキャッチコピーを掲げているが、これには「ホットな辛さ」「ホットな夫婦の愛情」「ほっとする食卓の味」という3つの意味が込められている。

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