７月２２日放送の『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ!!』（日本テレビ系）で、ＴＯＫＩＯの城島茂（４７）がダジャレを連発。ツッコミ役は不在だったが、意外にも好評だったようだ。
この日の番組では、「出張ＤＡＳＨ村」と「ＤＡＳＨ島」のコーナーを放送。どちらの企画も、城島と長瀬智也（３９）の２人が担当した。
最初の「出張ＤＡＳＨ村」では、２人が栃木県鹿沼市のニラ農家を手伝うことに。その後、収穫したばかりのニラを使った、さまざまなニラ料理を堪能した。
ニラ餃子やニラの肉巻き、そして鹿沼名物の“ニラそば”などを実食した２人は大満足。上機嫌の城島は「東京のおそば屋さんが“ニラそば、いいんじゃないか”って、メニューに入れようと“ニラ”んでるんじゃないですか？」と、ダジャレを飛ばした。
しかし、この城島のダジャレに対し、ニラ農家の男性は「でもニラが新鮮じゃないと辛味が出ちゃう」とまじめに返答し、隣の長瀬も城島のダジャレに気づかなかった。
続く「ＤＡＳＨ島」のコーナーでは、城島と長瀬は島に漂着したキムチを使って、カニを捕獲する伝統釣法に挑戦。ここで城島は、水中カメラについて「見たいな、この“映像”。むっちゃ“エエぞう”」とダジャレを飛ばす。
さらにタコが、エサのキムチに食いつくと、城島は「あなたのキムチ（気持ち）も分かるけど」「この代償はタコう（高う）つくな、タコだけに」とダジャレを連発。しかし、長瀬はまたしても、城島のダジャレをスルー。
その後、捕獲したタコを調理する前に、塩もみしてぬめりや汚れを取ることに。そして、ぶつ切りにしたタコを素揚げして実食した。
だが、下処理に使った塩がしっかり落ちておらず、長瀬は「しょっぱ！」と叫び、城島も「塩の天ぷら食べてるみたい」とつぶやく。
この失敗に、城島は「塩がない（しょうがない）なぁ」とダジャレでごまかしたが、長瀬はこれもスルー。あげく、長瀬まで「そう塩う（しよう）」とダジャレを言い出し、今回はボケ役しかいない“ツッコミ不在”の放送となった。
そんな、一見グダグダな城島と長瀬のやりとりだったが、視聴者には大ウケだったようで、ネットでは「リーダーと長瀬くんのＤＡＳＨ島が一番面白い」「最年長と最年少コンビで、ツッコミ不在とか面白い」「ツッコミ不在の空間、好きだわ……」「成立してないように見えるけど、そこが面白い」など、このコンビが意外と好評だった。
「同番組でおなじみの城島茂のダジャレですが、山口達也さんがＴＯＫＩＯを脱退したことで、ツッコミ役がいなくなってしまいました。番組スタッフもそのことを危惧していたのか、６月１７日の放送では、城島がダジャレを飛ばしたときに“これからは、こんなのも拾っていかねば”というナレーションが入りました。山口さんがいない影響は、思いのほか大きいのかもしれませんね」（テレビ誌ライター）――城島と長瀬のダジャレ合戦は、一見の価値あり!?
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