川上絵音(ゲスの極み乙女。)
川上絵音(ゲスの極み乙女。)

 2018年7月、日本は全国的に異常な猛暑に見舞われた。7月23日には、埼玉県熊谷市で国内歴代1位となる41.1度を記録。熱中症による死亡被害も各地で相次いでおり、厳重な警戒が呼びかけられていた。そんな中、芸能人の間でも、熱中症と思われる症状を訴えるケースが見受けられるようだ。

 タレントの高橋真麻は、7月23日に「熱中症」というタイトルでブログを更新。この日の朝、『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演したという高橋は、「熱中症のような症状がちょっと出てしまった瞬間がありまして」と告白。さらに、「スッキリのスタッフさん達の咄嗟の対応で放送は大丈夫でしたが、ご迷惑と御心配をおかけしてしまって」と番組スタッフに助けられたことを明かし、反省の言葉を述べていた。

 そして『バイキング』(フジテレビ系)の司会を務めている坂上忍も、7月18日の放送で、愛犬の散歩後に熱中症らしき症状が出たことを報告。散歩から帰った後、動悸がして、しばらく立てなかったそうで、これまで感じたことのない症状に「ちょっと怖かったです」と率直な感想を漏らしていた。坂上は、日頃から熱中症対策を意識して水分をしっかりとっていたそうだが、「これでも水分足りないのかなと思いました」と反省していた。

 野外フェスに参加したミュージシャンにも、熱中症の被害が出ている。7月16日に静岡県掛川市で開催された野外フェス「ap bank fes'18」に出演した、ゲスの極み乙女。川谷絵音は、その日の深夜、ツイッターで「熱中症になり2本も点滴を打ち、実は今割と大変な状況なんですが、ライブできて良かったです」と、ファンに報告した。その症状について、川谷は「頭が痛くなり、筋肉痛で上手く歩けなくなって、気付いたら熱が40度くらいまで上がってました」と報告。そして「筋肉痛になったら熱中症なんで皆さんお気をつけください」と、ファンに向けて注意喚起をしていた。

 グラビアアイドルのおのののかも、過去に熱中症の恐怖を味わった経験があるという。2015年に開催された「『熱中症ゼロへ』プロジェクト」の記者発表会に出席したおのは、自身の熱中症体験を告白。かつて東京ドームでビール売りのアルバイトをしていたとき、猛暑の中「突然鳥肌が立つような寒気に襲われた」と語った。おのは、体力にも健康にも自信を持っていたことから、「まさか自分が……とびっくりした」と、当時の率直な心境を明かしている。

 今年は7月から、日本各地で観測史上最高となる暑さを記録。いまはいったん落ち着いたが、気象庁の発表によると、8月以降も例年以上の猛暑が続くと予想されており、熱中症にはさらなる警戒が必要としている。熱中症は、命を落とす危険も十分にある恐ろしいもの。くれぐれも注意したいところだ。

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