お盆の帰省などで渋滞に巻き込まれたときに、気軽なリフレッシュアイテムとして人気なのが“ガム”ではないだろうか。そしてガムのメーカーとして有名なのが、２０１８年に創業７０周年を迎える老舗のロッテ。「お口の恋人」というキャッチフレーズは有名で、多くの製品をラインナップしている。そこで今回、全国の２０代以下、３０代、４０代、５０代の各世代の男女５０人ずつ、合計２００人に「一番好きなロッテガム」について聞いてみた。
第５位（７％）に選ばれたのは「梅ガム」。これは、ロッテガムの中でも定番シリーズの一つで、１９７６年に発売を開始。当時としては意外性のあるフレーバーで、口に入れた瞬間に広がる梅の華やかな香りが人気のロングセラー商品だ。
続く第４位（９％）は、同じく定番の「グリーンガム」がランクイン。森林の緑のさわやかさをイメージしたミントガムとして５７年に誕生している。以降、長い年月をかけて風味やデザインに磨きをかけ、現在の商品では初摘みミントを使用することで、香りと味わいを強化、ペパーミントのコク味と清涼感のバランスで、よりすっきりとした後味になっている。砂糖を含まないシュガーレスガムなのも特長だ。
第３位（９.５%）はペンギンのデザインでおなじみの「クールミントガム」だった。同製品は、５６年に、南極観測隊用ガムとしてビタミンＣを配合したガムをロッテが製造贈呈したことをきっかけに誕生。南極の澄んだ空気や氷山のような冷たさというイメージを表現するため、当時としては珍しい、辛口のペパーミントガムとして６０年に発売を開始し、大きな話題になった。
第２位（１０.５％）にランクインしたのは「Ｆｉｔ'ｓ（フィッツ）」だ。登場したのは２００９年で、ガムを噛まない、噛まなくなった人にガムを噛む楽しさを伝えたいという思いから生まれた商品。ソフトで心地よい柔らかさが特長。グレープミックスやレモン味、オリジナルミントなど、フレーバーのバリエーションも幅広い。
そして、圧倒的第１位（２０％）だったのは「キシリトールガム」。同製品は、歯の石灰化を促すキシリトールを配合した機能性ガムの代表格で、特定保健用食品の認定を受けている。食品初で、日本医師会からも推薦されているガムだ。「虫歯のない社会へ」が、このガムのキャッチフレーズだが、健康志向の高まりも受けてか、今回のアンケートで最も人気だった。
Ｆｉｔ'ｓは歴史も新しく、パッケージも若年層向けで１０～２０代から選ばれ、クールミントガムは、やや高めの年齢層から選ばれていた。眠気覚ましやリフレッシュにはもちろん、マウスケアや虫歯予防のために、ガムを選んでみるのもいいだろう。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/
ツイート
シェア
LINEで送る
