有吉弘行
有吉弘行

 1998年にコンビを結成した、お笑いコンビ、マシンガンズの滝沢秀一は、お笑い芸人だけでなく、ゴミ収集会社にも就職しているという経歴の持ち主だ。現在も、ゴミ収集会社正社員として働いており、自身のツイッター「@takizawa0914」で“ゴミ清掃員の日常”という、清掃員“あるある”や、ゴミに関する深い知識を投稿しており、ファンの間で「面白い」と評判だ。

 所属事務所である太田プロの先輩、有吉弘行も、滝沢のツイートをたびたびリツイートしたり、自身のラジオのアシスタントに滝沢が来たときには、ゴミについてのトークをしていた。伊集院光も、自分のラジオで滝沢のツイッターについて「ゴミ収集の仕事をしっかりやりつつ、感じたことを表現者として書くの。これが面白い」「こういう子は売れてほしい」と絶賛している。そこで今回は、そんな滝沢のゴミ清掃員としてのツイートに注目してみた。

「スプレー缶をタオルでぐるぐる巻きにしてバレないように可燃ゴミで出した人がいたが、これはもはや殺人未遂なんじゃないかと思う」

「缶やビンがペットボトルに変わろうとしている。ごま油やオイスターソースのようなビンのイメージのある調味料はもちろん、最近ではワイン、ジン、ウォッカ、焼酎の他にスパーリングワインやビールのペットボトルなんかも出てきている」

 ゴミの分別には、地域それぞれのルールもあり、最近では細かく分けて出さなければいけないこともあるが、ルールを無視する人も多い。また、滝沢は、出されているゴミによって、世の中の流れまで読み取っているようだ。他には、出されるゴミから季節感を感じるものもあった。

「もうスイカを食べている家が三軒くらいあったよ」

「今日は不燃ゴミでガスボンベが大量に出た。これは暗に、鍋はもう作るつもりはありません、もう春ですよとゴミが教えてくれたような気がする」

 中にはちょっと切ない気分になるゴミも。

「飛び出してきたゴミを掴んだら、“ずっと友達”と書かれたプリクラだったので吹き出した。捨ててるじゃん……」

 また清掃員ならではの“あるある”には、ゴミを出す側としても反省させられるような内容も多い。

「今日、初めてゴミ清掃をやるギニア人が“もったいない、もったいない”と言いながら回収している」

「朝、雨が降っていて昼にやむ。“朝からゴミ出してるのに全然取りにこない”と怒りのクレームでゴミを取りに行く。ゴミが全然濡れていない。嘘だとわかる」

 滝沢の観察眼や感性に共感したり、関心したりするフォロワーは多く、時にはゴミの出し方についての質問をしている人もおり、なにかとためになるツイッターだ。9月10日には、これらのツイートに書き下ろしエッセイを加えた『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』(白夜書房)の発売も決定しており、ますます“ゴミ清掃員の日常”に注目が集まりそうだ。

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