中山美穂
中山美穂

 我らが“ミポリン”こと中山美穂(48)が、10月スタート新ドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)で官能艶技を見せてくれそうだ。「セカンドライフに差し掛かった中年、熟年男女の切ない恋を描いた、弘兼憲史による同名コミックが原作です。中山は、佐々木蔵之介扮する主人公の妻を演じます。佐々木は旅行先で出会った黒木瞳と恋に落ち、中山は娘の婚約者との“禁断の愛”に溺れていくというストーリーだそうです」(テレビ誌記者)

 当然、期待されるのは、ミポリンのセクシーシーン。「中山は5月公開の映画『蝶の眠り』でも、韓国人留学生と恋をする小説家役が好評でしたし、年下の扱いは手慣れたもの。『黄昏流星群』でも優しくリードしつつも若い肉体に夢中になってしまう、中年女性のリアルを生々しく表現できれば、上戸彩主演で大ブームとなり、映画にもなった14年放送の不倫ドラマ『昼顔』を超えるのではないか」(同前)

 中山といえば、1985年のドラマデビュー作、思春期を描いた『毎度おさわがせします』(TBS系)のヒロイン・のどか役で中高生の憧れの存在となり、一躍、トップアイドルに駆け上がった。80年代アイドルに詳しい、ユリオカ超特Q氏は、その衝撃をこう語る。「衝撃的だったのは、木村一八さん演じる恋人と中山さんがラブシーンを演じた第1話。あれで、日本中の男子中高生は一気に彼女に心をわしづかみにされてしまいました。当時の中山さんは14歳。すでに大人の色気をまとっていたことが驚きでしたね」

 デビュー作で早くも官能女優としての才能を開花させていた中山を、周囲の男たちが放っておくはずがない。89年にはトップアイドルだった田原俊彦とのハワイ旅行がスクープされる。「その後は、現在もAKB48などへの楽曲提供で大活躍中の、作曲家の井上ヨシマサや、ドラマ『眠れる森』(フジテレビ系)で共演した木村拓哉とも噂になり、その木村とも関係の深い、スタイリストの野口強とも熱愛が囁かれました」(ワイドショー・芸能デスク)

 こうした時代を代表する男たちに揉まれ、中山のフェロモンは進化。2002年には、作家でミュージシャンの辻仁成氏と結婚する。「当時、辻が初対面の中山に言ったという、“やっと会えたね”という言葉が、話題になりました」(前同)

 結婚を機に、中山はパリへ移住。04年に出産し、その6年後には、久々に我々の前に姿を現したかと思ったら、辻の小説を映画化した『サヨナライツカ』で、西島秀俊との激しいシーンを見せつけ、ファンの度肝を抜く。「同映画で、中山は西島を誘い、辛抱たまらなくなった彼と糸を引くような濃厚なディープキス。そして、迫真の演技は、“魔性”といわれました」(映画ライター)

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