■土屋太鳳も上白石姉妹…以外に多い「芸名みたいな本名」
そんな浜辺だけでなく、女優の中には芸名のように見えて、実は本名という例は多い。現在、ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)で主演を務める土屋太鳳も本名。太鳳(たお)という珍しい名は、妊娠中の母が「裸の赤ん坊が筆で、“二月三日生まれ 女 太鳳”と書いていた」という夢を見た後に、予定日より早い2月3日に女児を出産。性別も夢の通り女の子だったため、夢にあやかって“太鳳”と名づけられたという。
大ヒットアニメ映画『君の名は。』のヒロイン・宮水三葉の声を担当した、上白石萌音(かみしらいしもね)も本名。上白石の母親は音楽教師で、「音楽が好きになってほしいということで萌音」と名づけられたことを本人がイベントなどで明かしている。また、画家のクロード・モネと同じ響きということで「海外の人にも覚えてもらいやすい名前ですが、実は私、絵がヘタなんです」と意外な弱点もイベントでは告白。もちろん、今クールのドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)出演中の妹の上白石萌歌(かみしらいし・もか)も本名である。
2017年にEXILEのTAKAHIROと電撃結婚し、今年3月に無事第一子となる女児を出産した武井咲(たけい・えみ)も本名で活動している。武井は2011年に日本歯科医師会により選出された「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」の授賞式で、芸名が本名であることを発表。「“咲”という名前は、花が咲くように笑みの絶えない子」と由来を明かした。“名は体を表す”とは、まさにこのことだろう。
その他にも、剛力彩芽、川島海荷、相武紗季らも、いかにも芸名のようだが実際は本名という女優たちだ。いずれもインパクトのある珍しい名前に負けないだけの活躍を見せているのが素晴らしい。