■オクラやゴーヤも! 料理研究家が推奨する旬の食材

 さて、この永山氏推薦のこの5大食材に続いて、料理研究家のオガワチエコさんには、今が旬の食材、また、こんな猛暑下でも食べやすいものを3つ選んでもらった。まずは、鹿児島県が生産1位のオクラから。「今が、まさに旬(7~9月)ですし、値段もお手軽で、調理も簡単。山芋同様、ネバネバなのはムチンという栄養素が含まれているからで、この成分は精力アップ効果があるうえ、弱った胃腸の働きを助けて食欲を促進してくれます。まさに、夏バテの方に持ってこいと言えます」

 お次は、やはり今が旬(7~9月)のゴーヤ。ゴーヤ=沖縄県のイメージだが、沖縄だけで生産されているわけではない。近年は寒さに強い品種も誕生。群馬や栃木でも作られていて、生産量は沖縄がトップとはいえ、その割合は3分の1ほどだという。「ゴーヤは独特の苦みがあり、苦手な方もいるかもしれませんが、栄養は大変豊富。精力増強はもちろん、夏バテ防止効果も抜群。沖縄の方の平均寿命が高いのもうなずけます。同じウリ科のスイカから発見されたシトルリンというアミノ酸の一種は、血流を促す効果もあるといわれます」(前同)

 したがって、ゴーヤの苦みが苦手という方はその代用に、まさに今が旬のスイカ、同じくウリ科のキュウリもオススメだ。

 最後は豚肉。「豚肉は肉の中でも飛び抜けてビタミンB群が多いんです。このビタミンB群は疲労回復、疲労を防ぐ効果があります。栄養ドリンクの『アリナミン』の主成分は、このB群なんです。調理法としては、カレー粉で味つけするのもオススメです。カレー粉の黄色成分のターメリックという香辛料は肝臓の働きを促し、強壮にいい。さらにカレーの発汗作用は体温上昇を抑え、熱中症を防いでくれるんです」(同) 真夏こそ汗をかきながら、ピリッとからい豚肉入りカレーで疲れを吹っ飛ばしたいものだ。

 次ページ以降の47都道府県別のオススメ食品の表も参考に、モリモリ食べて、夏バテ知らずのビンビンライフを送ってほしいと思います!

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