■音楽の成績は悪かった!?
――それはキツいですね。
さくら 苦手といえば、学校での音楽の成績もずっと悪かったですね(苦笑)。
――えっ、嘘でしょ!?
さくら もちろん、歌はしっかり歌えましたよ。ただ、リコーダーに小指が届かなかったし、打楽器も得意じゃなかったんです。
――それなのに、この7月25日には、約3年半ぶりの新曲となる『かもめ橋から』がリリースされたりするんだから人生、分からない。
さくら この曲はすごく切ない想いを歌っていて、そこをロマンチックに歌い上げることを目標としています。歌謡曲寄りの演歌に仕上がっていると思います。なので、こぶしもムードの邪魔になるので、必要なところ以外はできるだけ使わないようにしていますね。
――一方、カップリング曲の『恋紅椿』は昭和演歌の王道って感じですね。
さくら 作曲家の岡千秋先生からアドバイスをいただいています。技術的にも難しいんですが、その分、歌いがいがある曲になっていますね。
――ジャケット写真も演歌歌手っぽくない、爽やかなアイドルって感じに仕上がっていますね。
さくら これまでのジャケットが“いかにも演歌”って感じでしたので、今回はナチュラルで行こうという感じだったんですけど、逆に童顔っぽくなったって、大人の人たちはボヤいてましたね(笑)。
――そんな童顔のさくらさんも、7月26日には20歳になられましたね。
さくら 20歳になってできることといったら、お酒を飲むことしか思いつかないです。先に20歳になった友達からは「最初はビールはやめたほうがいいよ」って言われたので、カクテルみたいな甘いのに挑戦しようかなって思っています。来月には出演ミュージカル『赤毛のアン』があって、その打ち上げで先輩たちが連れてってくださるって言ってくれているんですけど、次の日にちゃんと起きられるか、今から不安です(笑)。
――20歳ということで“大人の女”という部分では、いかがですか。